天日(てんぴ)ってなに?
天日(てんぴ)とは、太陽、太陽の光を意味しています。
たまに、天日干し(てんぴぼし)と聞きますが、魚介類などを直接日光に当てて干すことです。
屋根で、天日(てんぴ)とは別のことを指します。
屋根で、天日とは、太陽熱温水器のことを言います。
太陽熱温水器(天日)は、屋根の上に、集熱板(黒い平坦な部分)と貯湯タンク(上部の膨らんでいる部分)が一体となっているタイプです。
太陽光発電パネルや太陽熱利用給湯システム(こちらは、タンクは地上に別途設置されているタイプ)とは異なるものです。
太陽熱温水器(天日)とは・・
太陽熱温水器(天日)は、太陽の熱で水を温めて、お湯にして使用するというシンプルな構造です。
単純であるため、温まったお湯を、そのままの温度で浴室へ落として使用するという用途に限られていました。
夏場は、70℃近い高温のお湯が出るのですが、冬場は、温度が低く、ほとんど使えないという話も聞きます。
太陽熱温水器(天日)のトラブル
強風によるズレ
太陽熱温水器(天日)は、屋根の載せて、周辺からワイヤーで引っ張って、固定する方法です。
何百㎏の温水器(天日)が、屋根の上から落ちないように、しっかりと吊っていますが、
強風などで、ずれている温水器(天日)を見かけることがあります。
上の写真のように、大きくずれて、軒先まで落ちそうになっているのは、怖いですね!
配管からの水漏れ
もう1つ怖いのが、配管からの水漏れです。
屋根の上にある温水器(天日)は、お客様が簡単に点検することはできません。
配管の劣化やパッキンの劣化により、経年で水漏れを起こすことがあります。
お客様にとっては、気が付かないうちに、水道代を捨てていることになります。
さらに、お湯も温度が下がってしまうというダブルパンチです。
住宅の点検時に、温水器(天日)の点検をしてもらいましょう!
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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