天井の張替えにベニヤ板がオススメの3つの理由を屋根屋が解説します

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆!

本記事はこんな人にお勧めします。

  • 天井の張替えにベニヤ板がオススメの理由を知りたい
  • 天井の張替えにベニヤ板を使ったときの費用や注意点を知りたい

この記事で伝えたいこと

この記事は、「天井の張替えにベニヤ板がオススメの理由を知りたい」「天井の張替えにベニヤ板を使ったときの費用や注意点を知りたい」という方に向けて書かれています。

天井のリフォームを検討している人にとって、あまり大規模だと金銭的にも心理的にも負担が大きく感じますよね。そんな方には、ベニヤ板での天井の張替えがオススメです。

本記事では、天天井の張替えにベニヤ板がオススメの3つの理由について解説していきます。天井リフォームを検討している方にとって役に立つ記事となっておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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天井の張替えにベニヤ板がオススメの3つの理由

天井の張替えにベニヤ板がオススメな理由を紹介します。

  1. 経済的
  2. 天井の解体不要
  3. クロスが貼れる

 

ベニヤ板はホームセンターでも手に入る昔から馴染みがあり、安価な材料です。

次の章から詳しく解説していきます。

 

【張替えにベニヤ板がオススメの理由】①経済的

ベニヤ板の張替えは費用を抑えることができるため、経済的と言えます。

ベニア板の張替えは、専門業者に依頼しても5万円~と経済的でし、DIYが得意な方ならDIYでも可能な作業です。

天井張替えで必要な材料は、主にベニヤ板とビスだけです。

DIYで行えば、リフォームの費用を大幅に抑えられることができます。

 

【張替えにベニヤ板がオススメの理由】②天井の解体不要

天井の張替えには既存の天井材を解体することが一般的です。

天井材の解体前には部屋中に養生シートを敷き、壁全周にもビニールシートを張ってホコリの飛散を防止する養生が必須となります。

解体も天井材をばらすので大変ですし、養生をしてもホコリが舞ってしまうので、解体後、張替え後に部屋の掃除を行う手間があります。

既存の天井にベニヤ板をカバーして張替えする場合は、作業が大幅に簡略化できます。

解体費用を削減できるだけでなく、工期も短くなることや工事後の掃除も必要なく住まい手の負担は減少します。

 

【張替えにベニヤ板がオススメの理由】③クロスが貼れる

張替えにベニヤ板がオススメの理由として、クロスが貼れることがあります。

凹凸の無いベニヤ板の場合、自分の好みのクロスをそのまま貼ることができます。

DIYでベニヤ板を張替えしたときは、ベニヤ板の状態によっては、のり付きクロスが接着しないものもありますので、あらかじめ試し貼りをしてからクロス張りを行いましょう。

ベニヤ面にホコリなどが付着している場合は、ウエットな雑巾等で拭き取ってから試し貼りをしてください。

 

天井にベニヤ板を張替えると費用はどれくらい?

天井をベニヤ板で張替える費用は5~万円となります。

あわせて、その他の天井リフォームの費用目安も紹介しておきます。

工事内容費用相場
クロスの張替え3~万円
石膏ボードの張替え3~万円
穴の補修2~万円
べニア板張替え5~万円
下地補強2~万円
天井材のカバー5~万円

 

例えば、雨漏りによって天井がの張替えが必要となった場合は、既存の天井の下地補強を行い、ベニヤ板の張替え、クロス貼りまでを行ったとします。

すると、3つの修理の合計となり、10~万円が目安となります。

 

天井にベニヤ板を張替えるDIYは可能?

天井のベニヤ板を張替えるDIYリフォームは、クロスの張替えや塗装と比較すると難易度は高くなります。

ベニヤ板も大判ですので、ベニヤ板を支える人とビスを留め付ける人の二人作業でのDIYとなります。

大工仕事やDIYの経験があるなどの場合を除き、一般の人にはDIYでの張替えはオススメはできません。

DIYを行うことで費用の節約にはなりますが、ベニヤ板の張替えなどの難易度の高いDIYでは、ベニヤが膨らんでしまったりして満足のいく仕上がりにならない可能性があります。

 

天井の張替えのDIYについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

天井張り替えをDIYでリフォームできる?手順や費用を徹底解説

 

天井にベニヤ板を張替えるDIYの注意点

天井にベニヤ板を張替えるDIYの注意点を紹介します。

●DIYに向かない人

  • プロのようなきれいな仕上がりを求める人
  • DIYに必要な道具を自分で揃えたくない人
  • 資材を選ぶことに面倒くさいと感じる人
  • 家族から仕上がりの不満が出そうな人

 

以上に当てはまる人はやめておきましょう。

また、天井の色は部屋の印象に大きく影響を与えるため、天井のベニヤの色やその上に貼るクロスの色を選ぶ際には、部屋全体のインテリアなども吟味して選びましょう。

雨漏りなどで天井リフォームを行うときは、天井裏の状態を確認しておきましょう。

天井裏の野縁、吊り木や屋根の野地板、たるきなどが劣化している可能性もあります。

劣化がひどいと天井が落ちてきてしまうリスクがあるので注意してください。

 

天井の張替えを検討するタイミングは?

天井の張り替えを検討するタイミングについて紹介します。

  • 汚れ・痛みが気になる
  • 雨漏りや雨のシミがある
  • 築年数15年以上経った


天井の汚れ・痛みが気になる場合、タバコのヤニ・小動物の糞尿が原因の可能性があります。

これらは掃除ではキレイにすることが困難なため、天井の張替えのタイミングの1つです。

また、雨漏りや雨のシミを見つけたときは、天井の張替えのタイミングです。

雨漏りはその原因をしっかり修理しないと気付かない間に、天井裏の劣化が進行しているリスクが高いです。

何度も雨漏りするとシミの部分は黒カビが発生してしまいます。

雨漏りや雨のシミを発見したときには、雨漏り修理業者にしっかりと原因特定および修理を行ってもらいましょう。

そして、雨漏りが完全に直ったタイミングで天井の張替えを検討してください。

 

雨漏りの跡がある場合はベニヤ板の張替えだけではダメ?

先ほど触れましたが、雨漏りしている場合や雨漏りのシミがある場合は、ベニヤ板の張替えだけはやめておきましょう。

早期に雨漏りの専門業者に点検・調査・修理をしてもらうことをオススメします。

雨漏りしている場合や雨漏りの跡がある場合、ベニヤ板の張替えやクロスの張替えを行っても、雨漏りの原因が解決していなければ再発してしまいます。

雨漏りで悩ましいのは、常に雨漏りする場合は稀です。

雨の雨量、風速、風向などの条件によって、雨漏りしたりしなかったりする場合がほとんどです。

雨漏りを発見した後、しばらくの間、雨が降っても雨漏りしていないからと言って雨漏りが直っているとは限らないのです。

雨漏りの再発が繰り返しますと天井を再び張替えるリスクや天井裏が劣化して建物自体が劣化するリスクもありますのでご注意ください。

 

雨漏りで必要となる天井の張替えや修理の費用相場について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏りで必要となる天井の張替えや修理の費用相場は?注意点も解説

 

【まとめ】天井の張替えはベニヤ板も検討しよう

ベニヤ板の張替えは費用を抑えることができ経済的と言えます。

また、既存の天井にベニヤ板をカバーして張替えする場合は、作業が大幅に簡略化できます。

ただし、天井のベニヤ板を張替えるDIYリフォームは、クロスの張替えや塗装と比較すると難易度は高いので、DIYに自信がない方はやめておきましょう。

雨漏りしている場合や雨漏りのシミがある場合は、ベニヤ板の張替えだけはやめておきましょう。

早期に雨漏りの専門業者に点検・調査・修理をしてもらうことをオススメします。

 

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