工事の概要
雨樋からオーバーフローして隣家へ 丸樋から角樋へ部分交換
工期:4日間
築年数:約30年
雨樋からオーバーフローして隣家へ 丸樋から角樋へ部分交換
雨樋のメンテナンスについてご相談いただきました。
伺ってみると「大雨時、2階屋根の雨樋から隣家へオーバーフローする。」とのことで、その部分だけ雨樋を交換したいというものでした。
屋根に上がって確認してみると、雨樋の変形や詰まりはありませんでした。
そこで、散水テストをしてみると、少量では雨樋に入るのですが、量が多くなると瓦から勢いよく流れ出して、雨樋の先端を飛び越えてしまうことを確認しました。
建物の全周の雨樋で同じことが発生しますが、全周を交換すると予算オーバーとなるので、隣家へ迷惑をかける部分のみ交換することになりました。
また、せっかく交換するので、丸樋よりも排水能力が高い、角樋で交換することにしました。
簡単に、雨樋メンテナンス工事の様子をご紹介します!
工事内容
工事前
雨樋の詰まりや変形はありませんでした。
軒樋の先端の位置が瓦の表面から下がっていました。
散水テストを行ってみました。
水量が多いと瓦から流れ出した水が軒樋の先端を飛び越えていました。
少ない水量であれば、軒樋の中に入っていました。
雨樋がこわれているわけではないので、隣家へ迷惑をかける部分のみ交換することになりました。
工事中
2階屋根の雨樋なので、足場を設置しました。
既存の軒樋を撤去して、樋吊り金具も交換します。
新しい樋吊り金具を取り付けして、角樋を設置しました。
角樋の先端を今までよりも少し高くなるように交換しました。
散水テストをして改善状況を確認しました。
瓦からの流れ出しもギリギリの所で、軒樋が受けていることを確認しました。
同じ軒樋の幅でも角樋は排水能力が高いことを下から見ることで確認できます。
工事のビフォーアフター
工事前
工事後
雨樋の部分交換のメンテナンスをご紹介しました。
雨樋の変形や詰まりによって、雨水のオーバーフローが発生すると思わぬ近隣トラブルにつながることもあります。
とくに、雨樋詰まりは雨樋の劣化を促進させますので、定期的な掃除のメンテナンスをオススメします。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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