江戸時代に城内鎮護のために建てられたものです。
拝殿は入母屋造で檜皮葺き屋根となっています。
奥には本殿があり、一間社流造でこちらも檜皮葺き屋根です。
写真の左右に見える塀がありました。
塀の軒下・けらば破風板部分がしろありに食われた蟻害の劣化が見られました。
風雨時に雨掛かりする場所が酷くやられていました。
塀の木部の下側もかなり変色していました。
よく見ると赤丸の柱部分で蟻道が上下に繋がっていました。
小さな塀で軒の出が少ないためと思われます。
門の脇にはめずらしい陶製狛犬がありました。
その隣には、昭和27年創建された西尾神社がありました。
こちらは普通の狛犬でした。
拝殿、本殿とも檜皮葺き屋根になっていました。
薄い檜皮が幾重にも重なっているところがよく観察できました。
木を重ねるだけで雨漏りさせない技術はすごいな〜と思います。
今回の塀のように木部が蟻害・劣化しますと耐震性も低下します。
直接雨掛かりする木部は蟻害・劣化する前のメンテナンスが必要ですね。 (#⌒∇⌒#)ゞ
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