バルコニー外壁からの雨漏り 間違った補修で雨漏りが悪化 【愛知県半田市】

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

雨漏りで困っている人。

雨漏り修理を検討している人。

 

この記事で伝えたいこと

1階天井からの雨漏りに対してご相談をいただきました。

伺ってみると雨漏り補修を他の業者に依頼したら、雨漏りが悪化したとのことでした。

間違った雨漏り処置を撤去して、雨漏り補修しました。

その後、外壁塗装を併せて行った事例を紹介します。

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工事の概要

バルコニー外壁からの雨漏り 間違った補修で雨漏りが悪化していた事例

工期:10日間

築年数:約20年

バルコニー外壁からの雨漏り 間違った補修で雨漏りが悪化

1階天井からの雨漏りに対してご相談をいただきました。

伺ってみるとバルコニーの外壁(サイディング)からの雨漏りでした。

他の業者に修理してもらったら、その後雨漏りが悪化したとのことでした。

サイディングの目地は経年劣化によるき裂が発生して、サッシまわりを散水して漏水を確認しました。

他の業者はサイディングに浸入した水が排水する出口をコーキングしてふさいでいました。

そのため、サイディング目地から浸入した雨水は排水されず雨漏りが悪化していたと思います。

誤ったコーキングを撤去しながら、サイディングを部分的に外して雨漏りの原因を修繕しました。

雨漏り修理を行った上で、併せて外壁塗装も行いました。

簡単に、雨漏り修理の様子をご紹介します!

 

工事内容

雨漏り状況

1階の天井から雨漏りするとのことでした。

赤外線サーモグラフィで見てみるとすでに乾燥していました。

 

雨漏り調査

その上のバルコニーを観察してみるとサイディング目地が劣化してき裂が入っていました。

真上に位置するサッシまわりを散水しました。

しばらくすると1階天井に漏水を確認しました。

雨漏りの原因を調べるために、サイディングの下端を確認しました。

防水層と外壁の間には水切りは設置されておらず、その取合部を前の業者がコーキングしていました。

この部分はサイディング内に浸入した雨水を排水する部分ですので、絶対やってはいけない補修方法です。

 

雨漏り修理

コーキングを撤去する必要もあり、サイディングの下端を撤去しました。

上から浸入した雨水はここから防水層に排水されます。

そのため、下端が開口した状態で雨水の浸入を防ぐことが必要です。

外壁の防水シートとバルコニーの防水層の取合部を防水テープでふさぎました。

その上で新規サイディングを復旧させました。

次にサイディングへの浸入口となっている目地のシーリングを打ち替えました。

雨漏り修理を行った上で、足場があるので併せて外壁塗装を行いました。

サイディングは10年も経過するとすでに廃盤品となることが多いです。

同じ柄で張り替えることは困難であり、外壁塗装することで新旧の柄の違いを解消できます。

 

工事のビフォーアフター

工事前

工事後

通常は、モール(1階と2階の間にあるデザイン板)や雨どい、水切り、軒天などを併せて塗装することが多いです。

瓦屋根の場合は瓦の塗装は必要ないので行いません。

 

屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

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