太陽光・屋根一体通気型・スマピタの2年点検、問題なし！

こんにちは～。

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。

先日、太陽光発電システム・屋根一体通気型・スマピタの2年点検を行いました。

屋根点検

2年前に、太陽光発電システム・屋根一体通気型・スマピタとその周辺の粘土瓦ノウムの施工を行いました。

スマピタは瓦の上に設置する屋根置きタイプではなく、太陽光パネルの下には専用の屋根材・取付金具がセットされた仕様です。

軽量化となり、デザイン的にもすっきりします。

築2年経過しましたので、スマピタの点検、および周辺屋根の点検を行いました。

足場はない状態で屋根に上がるため、棟部からの点検を行いました。

スマピタ

スマピタはガルバニウム鋼板製のベース板が屋根材となっていますので、変形、変色、錆び等を確認しました。

拡大してみます。

青⇒のシルバーのベース板は変色・錆び・変形等はありませんでした。

赤⇒のビス頭への変成シリコンによるシーリングも変化ありません。

パネルの取付金具も問題ありませんでした。

ステンレス・アルミ・ZAMの異種金属の組み合わせ部分ですが、錆びの発生はありませんでした。

太陽光パネル

太陽光パネルはスマートパワー製を使用しています。

街中住宅屋根では、数年で変色しているパネルをよく見ますが、大丈夫でした。

表面の汚れも気になる程度ではありませんでした。

周辺屋根

周辺屋根も点検しました。

棟部で使用したアルミ乾式面戸です。

矢印部分の端部はブチルテープでアルミと瓦を接着しています。

2年経過しましたが、アルミと瓦はしっかり密着しています。

その他、粘土瓦、シーラー、水切り等も一通り確認しましたが、変化等は見られず問題ありませんでした。

今後について

スマピタは新商品でしたので、今後も定期点検を行っていきます。

経年における変化をしっかり観察して、太陽光発電システムに適した寿命があるということを証明したいと思います。

今後も、点検結果はお知らせいたします。　＼(^o^)／