こんにちは~。
「我が家と思って、誠実に調査させて頂きます!」がモットーの
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日は納品のため、久しぶりに産総研さんへ行きました。
産総研さんとは、10年近く共同研究をさせていただきました。
なので、昔は何度も通っていました。
この実験棟の屋上で実証実験を行っていました。
最近は、その研究自体は挫折したので、縁遠くなっています。
今日は久しぶりにきたので、ちょっとどうなってるかなぁ~と覗いてみました。
覗いてみると・・・!
屋上を覗いて見ると、
暴露検証は引き続き行われていました。
保水タイルの暴露試験です。
百葉箱や降雨計なども設置されたままでした。
保水タイルは生き残っているのかなぁ~?
恐る恐る覗いてみると、
割れ・剥離など発生していませんでした。
研究当初は温暖地に使用する保水タイルなので、凍害などが発生するとは想定していませんでした。
しかし、屋上などで使用する場合、名古屋でも放射冷却によりタイル表面温度は氷点下となり凍害することがわかりました。
そこから、対凍害性向上にひたすら取り組みました。
なかなか改善できず、研究は終了しました。
そのため、屋上のタイルも私の中では、終了していました。
継続するって、大事ですね~!
今日、見たら保水タイルが生き残っていました。
急いで帰って、設置した時期を調べたら、なんと6年が経過していました。
凍害を克服できないと思っていたのですが、6年大丈夫となると可能性がありますね~。
継続するって、大事ですね~!
暴露試験体を撤去されていたら、完全にOUTでしたが、
記憶がない間に、6年の暴露でも大丈夫と証明できたことになります。
わずかな可能性が再び見えてきました。
偶然に感謝です!ありがとう~!
他の暴露実験も確認しました。
屋根・壁・地面は?
屋根・壁・地面の暴露実験です。
左が保水建材です。
壁は全く劣化していません。
壁の温熱環境下なら、保水建材はgood!
屋根はコケによる変色などが見られます。
ちょっと、むずかしいですかね~!
地面は凍害が発生していました。
(このイメージで、凍害を克服できないと思っていました。)
でも、土にかえるタイル、もしくは朽ちたデザインタイルにはもってこいのイメージですよね~!
ブログを書いていて・・・
ブログを毎日、書いていてつらくなります。
ブログのネタが浮かばないことがよくあります。
そんなときは、もうやめようと何度も思います。
でも、「継続するって、大事ですよ!」と言ってくれる人がいるから、それを信じてがんばっています。
そんな中、一時、情熱を注いだ保水タイルちゃんが継続の大事さを気付かせてくれました。
だから、なんか、今日はうれしくて、仕合わせでした! \(^o^)/
(一度、保水タイルの研究も見直します(*^_^*))
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