基礎のヘアークラック、漏水するの? 撒水してみた!
基礎のヘアークラックについて、雨水浸入するかどうか相談がありました。
そこで、車庫の基礎で撒水試験を行いました。
車庫は基礎の中外が確認できるため、試験には都合いい構造でした。
詳しく目視したところ、基礎の外側にはヘアークラックが入っていました。
そこで、同じ位置の内側を確認するとこちらもヘアークラックが入っていました。
漏水するならこのように貫通している?クラックと思い、このヘアークラックに着目しました!
外側のヘアークラックの幅は0.30㎜でした。
撒水試験開始
そこで、撒水試験を行いました。
内側から赤外線カメラで観察しました。
10分も経たないうちに微少な変化が現れました。
白丸の場所にわずかな温度変化が見られました。
その後、さらに撒水を続けるとさらに大きい変化が見られました。
ヘアークラックに沿って、浸水が見られました。
さらに、撒水を続けますと目視でも浸水が観察できました。
基礎のクラックが中外で同じ位置に入っている場合は、ヘアークラックが貫通している可能性があり、雨水浸入のリスクがあります!
住宅の定期検査などで、クラックの大きさや雨水浸入の形跡などの点検が必要ですね!
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。