工事の概要
屋根材:F形瓦 台風被害で破損⇒似た瓦で差し替え
価格:約50,000円 (足場、下地補強抜き)
工期:1日間
築年数:約20年
F形瓦屋根の台風被害 似た瓦を探して、部分的に差し替え。
F形瓦の瓦屋根で台風被害が発生、部分的に瓦が破損しました。
現在、同じ瓦は生産されておらず、似た瓦を探して、部分的に差し替えしました。
F形瓦は生産廃止された種類も多く、20年前と同じ瓦はほとんどありません。
似た形状の瓦を探すことで、スムーズに差し替えすることができます。
20年前と比べて、形状とともに瓦の色も同じものはありません。
しかし、差し替えて屋根としてみると、多少色が変わっても気になりませんね。
何より、似た瓦があれば、最小限度の補修となるため、安価に行うことができます。
部分補修できることが瓦の利点ですね。
工事の前後
工事前の状態
F形瓦の棟瓦が3本、飛散しました。
緑色の養生シートで応急処置しています。
飛散した棟瓦は下方向の桟瓦を割ってしまいました。
けらばの瓦も1カ所はずれました。
棟瓦のエンドをとめているしっくいもはがれていました。
補修後の状態
棟瓦は形状が近い三角冠で復旧しました。
薄い茶色の在庫がなかったので、こげ茶の冠瓦で復旧しました。
短い長さの冠瓦とならないように、3本とも寸法調整して納めました。
桟瓦の割れた部分は、形状の近いF形瓦で差し替えました。
こちらは逆に、薄い茶色の桟瓦しかなかったのですが、それなりに納まっています。
けらば瓦は新たにビス留めしてしっかり固定しました。
冠瓦のエンドもしっくいをしっかり塗って、葺き土が雨水で侵食されないように養生しました。
台風被害の補修完了です。
瓦屋根はこのように部分的な差し替えが可能です。
ご質問等あれば、お気軽にお問い合わせください。
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