垂木(たるき)ってなに? 屋根の用語・Q&A 

Dr.神谷
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    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    垂木(たるき)とは、屋根構造の主要な部材の1つです。
    屋根に傾斜をつけて、野地板(のじいた)を支えるための斜材です。
    簡単にご紹介します!

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垂木(たるき)ってなに?

垂木とは、屋根構造の主要な部材(屋根材、ルーフィング、野地板(のじいた)、垂木)の中の1つです。

屋根に傾斜をつけて野地板支えるための斜材。木材が一般的に使用されています。

下の図で、屋根構造の一例を示します。

実際の建物では、こんな感じです。

上の写真は、屋根を室内側から見たものです。

横方向に母屋(もや)、棟木(むなぎ)、軒桁(のきけた)があり、その上を屋根の傾斜方向に垂木があります。

垂木は母屋、棟木に、くぎ留めとします。

垂木の軒桁への留め付けは、けたへひねり金物、折り曲げ金物又はくら金物を当て、くぎ打ちとし、すべての垂木を留め付けることになっています。

垂木と軒桁をしっかり留め付けしていないと、強風で垂木ごと飛散する被害も発生しています。

垂木のピッチは300~500mmで使用されることが多いです。

垂木の上には、野地板(のじいた)となります。

野地板は垂木にくぎ留めをします。

 

 

住宅のデザインによっては、垂木が軒裏(のきうら)に現れるものがあり、化粧垂木(けしょうたるき)と言います。

 

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