調査の概要
太陽光パネルを設置した屋根からの雨漏り 散水調査&サーモグラフィで浸入場所を特定。
工期:1日
築年数:40年
太陽光パネル設置屋根からの雨漏り 散水調査&サーモグラフィで浸入場所を特定
築40年のアパート陸屋根に、太陽光パネルを設置してあります。
その屋根から雨漏りしているので、調査してほしいと雨漏り調査の依頼がありました。
伺ってみると天井は雨漏りがひどく、天井板がはがしてありました。
陸屋根のRC部分が雨漏りで鉄筋がさびて、爆裂していました。
あらかじめ、準備してもらっておいたのですが、屋上に上がってみると、調査しやすいように太陽光パネルが金具から外してありました。
足の踏み場もない程びっしりとパネルが設置されていたようで、パネルの配線にも余裕がなく、いろいろと邪魔なものがあり、浸入場所を特定するのに時間がかかりました。
簡単に、ご紹介します。
太陽光パネル設置の屋根からの雨漏り調査
雨漏りの様子
天井板ははがされていました。
RCの鉄筋が雨漏りでさびてコンクリートが爆裂していました。
太陽光パネルを設置する前に、雨漏りしているのか点検することが大事だとあらためて思いました。
赤外線サーモグラフィで表面状態を確認しましたが、天井面は乾いていて雨漏りの影響はありませんでした。
散水調査
太陽光パネルをよけて、取付金具、置き基礎やシート防水を目視調査しました。
太陽光パネルの配線が連結しているため、思うようにスペースをつくることができませんでした。
少しずつパネルをひっくり返しては、屋上の状態を確認しました。
ある程度屋上の状態を把握したところで、あやしい箇所を順番に散水しました。
少し時間がかかりましたが、浸入場所を特定することができました。
鉄筋の周辺から温度低下が見られました。
最終的には、雨漏りと同じ状況の漏水を再現することができました。
太陽光パネルを設置した屋根からのなかなか直らない雨漏りも、原因を見つけることができました。
原因としては、屋上防水の劣化による雨漏りだったので、部分補修で応急処置は可能だと判断しました。
あらたに、折板屋根をかけるなどの大掛かりな改修を検討されていましたが、応急処置で様子を見るそうです。
しっかり、雨漏り調査する業者を選ぶことで、補修内容が安価になることもあります。
太陽光パネルを設置した屋根は、投資目的のため、メンテナンス費用は抑えたいですよね。
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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