工事の概要
屋根材:日本瓦(釉薬瓦)
価格:約40,000円
工期:半日
築年数:約25年
台風被害 日本瓦屋根の棟瓦が飛散 割れた瓦の部分補修
先日の台風で、日本瓦屋根の棟瓦が飛散しました。
棟瓦はすぐ近くの瓦を割ってしまいました。
今回の台風は猛烈な強風を伴っていたので、近年になく、屋根の被害が発生しています。
古い瓦屋根では棟瓦の被害が多くなっています。
ほとんどの場合、飛散した棟瓦の補充と割れた瓦を交換する補修を行います。
とくに、古い瓦屋根では、冠瓦を留め付けているくぎが短く、パッキンもついていない場合もあり、瓦が飛散する原因となっています。
工事の手順
工事前の状態
工事前の屋根状態ですが、冠瓦が1枚飛散しています。
葺き土をとりのぞく
昔の葺き土を取り除き、たるきの状態を確認します。
くぎ孔部は弱っていますが、その他はひどく腐朽はしていないので、そのまま使用できました。
なんばんしっくいを施工する
たるきの側面になんばんしっくいを施工して、雨水浸入を防ぎます。
新しい瓦をビス留めする
新しい瓦をビス留めします。
昔の瓦の中に入れても、あまり違和感はありません。
たるきにパッキン付きの長いビスでしっかり固定することで、飛散を防止できます!
割れた瓦の差し替え
飛散した冠瓦が落下したところの瓦が割れています。
この場合は、この瓦1枚だけを交換します。
このような交換を差し替えと呼んでします。
差し替えしても周辺の瓦とほとんど違和感がありません。
瓦のメンテナンス性がいいと言われる要因です。
工事後の状態
施工完了後の屋根です。
瓦屋根の台風被害は部分補修が可能です!
瓦屋さんに依頼してくださいね!
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