住宅屋根への太陽光パネル設置シミュレーション、ちょっと待ったー!設置方法は大丈夫?

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こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。

住宅屋根に載せる太陽光パネル設置方法について調べました。

 

住宅の屋根に太陽光発電を載せることは、国策でもあり重要なことだと思います。
現在はゼロエネルギー住宅を実現するために、太陽光は必須となっています。

しかし、住まい手としては太陽光を設置することで、10数年間で投資費用が回収でき、その後、経済的メリットがあるというシミュレーションで設置を判断していると思います。

 

この時のシミュレーションには、パワコンは1度、取り替える可能性があるため、そのメンテナンス費を含んでいるとの説明が必ずあり、シミュレーションの妥当性を演出しています。

 

次に、パネルの発電効率やその保証について、比較を行い、最終的には初期費用の安価な太陽光発電システムを採用されているのではないかと思います。

 

ここで、屋根側から、<pcolor=”#ff0000″>さらに「屋根への設置方法について、検討していただきたい」

と提案いたします。

太陽光 2-2

太陽光 2-1

 

屋根には上記写真のように、屋根材表面に取付金具を設置して、ビスで固定します。
取付金具などには、防水テープやシーリングなどで止水機能を付加しています。

太陽光 2-3

 

上の写真も違うタイプの取付金具です。
屋根材の水が流れる方向に対して、交差する方向で長い取付金具が設置されています。

金具の周辺部およびビス頭にシーリングがしっかりしてあります。
また、この場合ですと、金具の長手部分に水が溜まる状態になっています。

 

ここで、シーリングを標準的に使用して施工するサイディングのシーリングに関する考え方をご紹介いたします。

 

太陽光 2-4

 

サイディングは目地の部分をシーリング(変成シリコン系)します。
しかし、7年〜10年程度で、このようにシーリングに亀裂が入ります。

そのため、サイディングメーカーさんのメンテナンス計画には、7年〜10年で再シーリングと明確に表示されています。

 

同様なシーリングの亀裂による不具合が太陽光にも発生しています。

太陽光設置して10年未満で、太陽光パネル周辺部(取付金具に紫外線があたる位置)において、シーリング・防水テープの劣化により、雨漏りが発生した事例が見たことがあります。

 

サイディングと同じ考え方を取り入れますと、太陽光も10年程度で、再シーリングというメンテナンス計画となり、メンテナンス費用がかかります。

 

このメンテナンス費用をシミュレーションに入れると投資回収がずれ込みます。

そのため、どの太陽光メーカーさんもこの部分には、触れていません。

 

また、太陽光メーカーさんの防水性能試験は設置初期での評価しか行っていません。経年劣化後の評価試験は行っていません。(評価方法自体が決まっていません。)

 

 

それでは、屋根材の防水性能と比較してみますと、屋根材の場合も同様に、防水性能試験は設置初期での評価しか行っていません。

しかし、防水の部分では、止水材(シーリングなど)で防水するわけではなく、屋根材の重なり量や形状の複雑さで防水性を担保します。

瓦などは長年に渡って、ほぼ、メンテナンスすることなく雨漏りを防止しています。

 

<pcolor=”#ff0000″>太陽光を選ぶときには、屋根への設置方法についても、是非ご確認ください。

少なくとも太陽光パネルの発電保証がある20年程度は、メンテナンスを行う必要がない止水方式を採用している取付金具の太陽光発電システムを選ぶことも安全な投資回収の道と考えます。  (#⌒∇⌒#)ゞ

 

 

 

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