屋根雨漏り調査を行ったときに、ときどきある事例です。
築10年未満の木造住宅でした。雨漏り調査のために、小屋裏に入りました。
うす暗い小屋裏で、雨漏りの形跡を調べていました。
何か視線を感じたので、振り返ってみると、大変ビックリしました。心臓が飛び出るかと思いました。何とそこに・・・・宇宙人?
小屋裏の主がこちらをじっと見張っていました。今までも、小屋裏に小動物がいる形跡は見たことはありましたが、直接ご対面は初めてでした。
小屋裏の天井裏には、糞や虫の死骸などが散乱していました。
さて、本題の雨漏りについてです。
小屋裏を調査したところ、水滴が滴下した痕はありました。
しかし、雨漏りに繋がるような大量なものではありませんでした。
その上を確認すると釘が酷く錆びていました。
この釘から水滴が落下していました。
その他の釘も錆びていて、釘廻りの木材は黒っぽい染みができていました。
これらの釘の錆びは結露によるものです。
木部の腐朽・劣化は発生していませんでしたが、釘の腐食が進行していますので、冬季、長い時間、釘部で結露が発生していると思われます。
結局、この物件では、壁からの漏水でした。
<pcolor=”#ff0000″ >この小屋裏での結露は、天井に断熱材は施工されていましたので、換気不足によるものでした。
天井裏で、物音がする場合は、小動物が侵入している場合もありますので、専門業者に点検をご依頼ください。 (#⌒∇⌒#)ゞ
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