港キッズクラブとおやじの会共催の「防災キャンプ」を港小体育館で開催しましたよ!

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防災キャンプを開催しました

平成30年7月7日土曜日~8日日曜日
港小学校体育館で港キッズクラブと港小学区おやじの会の
共催で港小児童・親子対象の防災キャンプを開催しました。

その日は台風7号通過に伴い、九州・中国・四国・東海地区で
線状降水帯による大雨で甚大な被害が発生していおり、
改めて被害に遭われた被災者の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。

その雨の中で防災キャンプはスタートしました。
晴天であれば、愛知県防災課より起震車の「なまず号」を
お借りして、児童や保護者の方に地震の揺れを体験して
もらう予定でしたが、なまず号は雨には弱いとのことで
お借りできませんでしたので、体育館内のプログラムで
スタートしました。

東日本大震災の津波のDVDを観て児童は
真剣な眼差しになりました

児童に東日本大震災で被災された
釜石の消防団が記録した漁港で津波が迫ってくる
DVDを観てもらいました。

最初は隣の子とおしゃべりをしていた
児童も、画面の映像・音声、特に必死に
大人たちが逃げ惑う緊迫感のある音声に
小さなスクリーンにくぎ付けとなり
真剣に見入っていました。

低学年の子は少しショックだったのか
かなり緊張していました。

その後、防災士の福島伸一郎さん(高浜の防災を考える市民の会)の
現地に何度も足を運んでボランティアされた時の体験や被災地の
皆さんからお聞きした事を伝える話を聞いて子ども達は真剣な眼差しに
なってました。

シェイクアウト訓練とスリッパ作り・・・

愛知県で推奨している、最初に大きな揺れが来た時に
自分の身を守るために、カラダを屈めて身をまもる
シェイクアウト訓練を行いました。

揺れが来たとの合図で、各自が頭を守りながら
身を屈めました。皆さんも覚えておいて欲しいと思います。

その後は、新聞紙を使ったスリッパ作りを
体験しました。
大きな地震の後には、室内にはいろんなものが
飛散しています。ガラス類の割れた破片等が
散らばっていて素足で歩くと大変危険です。

新聞紙は重ねると丈夫ですので、
お金をかけずに足を守れ、家の中に何個でも
用意することによって災害から身を守ることができます。

高浜市が設置している防災倉庫の資材を
確認しました

 

港小学校の体育館脇には高浜市が設置している
防災コンテナーが二基あります。
児童や保護者も中に何がストックされているのか?
見たことも有りませんので、
鍵を開けて確認をしてもらいました。

非常用の飲料水や食料・毛布・パーテーション・発電機・
水のろ過機・下水道に接続して使う簡易トイレ・
おむつ・照明器具等が備蓄されています。

初めて中を見た、保護者や児童は防災士の福島さんの
説明を聞きながら確認をしていました。

防災食としてカレーライスを作りました

天気であれば野外にブロック等でカマドを作って
カレーライスを飯盒炊飯して作る予定でしたが、
食材切りは体育館の中で、切り分けました。

煮るのは、テントで大きな防災用ハソリを使って
行いました。

ご飯はビニール袋の中にお米を
一合と水200ccを加えて袋を閉じて
ハソリのお湯で30分茹で上げました。

するとご飯が美味しく炊きあがってました。

災害時には水は大切なので食器を洗わなくていいように・・・

災害時には水道の水は出ませんので、水はとっても
大切に使わなければなりません。
そこで、お皿の上にラップを巻いて皿を汚さずに
(洗わないようにする)使う事を体験しています。

ラップを巻いた皿の上に茹でて炊いたご飯を
こぼさないように装よそいます。

そのご飯の上にカレーライスを
かけます。こうすれば、食べ終わった後、
ラップを捨てれば皿は洗わなくてすむので
水を無駄に使う事は有りません。

自分も配膳のお手伝いです。
食べれる量を申告してもらいながら
配膳します。

夜食用におにぎり用のご飯も
茹であげました。
先ほどと同様にビニール袋の中に
お米と水と具材(昆布や梅干し)もいれたりして
茹でて炊き上げます。

白いのはご飯のみ、茶色く黒いものは昆布、
赤いのは梅干しです。

飯盒で焚かなくても簡単にご飯が
焚きあがります。

カレーを食べ終わって休憩するとお楽しみの・・・・

カレーを食べ終わり、かたずけと休憩をしたあとは
お楽しみのプールの時間です。
雨も止んでるので、児童はプールで暑さを
忘れています。

防災の勉強バカリではダレてしまいますので。

その後、防災かるたゲームで
震災時に必要な物や安全な行動について
勉強をしました。

この防災かるたは「高浜の防災を考える市民の会」が
作った優れもので、高浜市内の全保育園・幼稚園・小学校に
配布してあり、授業の一環でもゲームを通しながら
勉強する事ができます。

夜はパーテーションの中でグループ毎に
就寝します

夜は体育館に泊まるため、
児童はグループ毎に仕切りのパーテーションの中で
就寝します。

そのために、パーテーションの組み立て方を学習します。
床に引く銀色のマットとパーテーションを留付けます。
それもグループ毎に自分達で行います。

こうして覚えることによって、いざの時に児童が
率先してくれると被災されたときに効率よく避難所設営ができると
思います。

夜は更けてきました。
体育館の暑い中で児童はちゃんと寝れるか?
防災キャンプで楽しいとは思いますが、
本当に被災者となった場合はこんなことでは
済みません・・・。

子ども達が少しでもこの経験・体験を
将来来るかもしれない災害の時に
活かしてくれる事をいいなーと思いつつ、
災害がやってこないことを祈らずには
居られません。

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