住まいのカビ・湿気対策/まずは原因究明です!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
たまに、ご相談を受ける内容の中に、家のカビ・湿気のお悩みがあります。
住まいにおける水の悩みは雨漏り、漏水、結露があります。
これは、目に見える形で液水となっていれば、原因究明は比較的早いと思います。
水がどこから来たのか?を調べます。
一方、カビや湿気となると少し難しい場合も・・・
住まい方なのか?室内換気不足なのか?雨漏りなのか?家の構造が悪いのか?
よくわからないので、いろいろな事を想像して、中途半端な対策を行い、解決しない場合もあるのではないでしょうか?
いろいろ思い付きで対策するより、まずは原因究明を行うことが実際は、近道の場合もあります。
以前、なんとなくカビ臭いとのご相談で、実際のお住まいで測定した現場がありましたので、簡単にご紹介します!
不具合から心配になるケースも
私がたずさわった物件のケースでは、私にご相談いただく前に、いろいろ問題が発生してしまった物件が多いです。
雨漏り、配管からの漏水、床からの湧き水など、そのお住まいで一度、水のトラブルがあった場合です。
そのトラブルが完全に解決したのか?
その時の水分はほんとうに乾いたのか?
こんな疑念を抱くと家自体に対して、心配してしまう方が多いようです。
お施主さまの気持ちに対して、わかりやすく説明できず、直したので大丈夫と根拠を示さず、示せずにいる業者さんも多いのでは?
トラブルのクレームだとするとその対策には、なるべく費用を掛けたくないという心情はわかりますが・・・
そんな時は、目に見えない湿気を測定してしまう方が早いと思います。
お施主さまが気になることの原因究明をまず行いましょう!
壁の中からかび臭いにおいがする!
壁のコンセントボックスなどからカビ臭いにおいがする、壁内のかび臭い原因を調べてほしいとのご相談をいただいたことがあります。
結果、外壁の外、壁内、室内の温度・湿度を測定しました。
室内には温湿度計をしました。
短時間、測定しただけでは、湿気の話はなかなかわかりません。
数週間単位で、測定を行うためにデータロガーをセットします。
お施主さまが自分で、壁内をときどき測定していたようで、内壁に開口部があったので、そこの中を測定しました。
さらに、外壁の温度も測定しました。
もちろん、雨漏りも疑いましたので、外壁の熱画像も撮影しました。
このように測定すれば、原因の追求が進みます!
雨が降る毎に家の中が気になると精神的な苦痛が大きいと言えます。
少し費用はかかりますが、原因究明をまず第一に行ってはいかがでしょうか?
神清からのお願い
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