高浜市総合防災訓練でしたよ
コロナ禍も収まりつつあると言う事で高浜総合防災訓練が
市内5カ所の会場で開催されました。
コロナ禍で4年振りの開催かと思います。
他の会場ではどのようにおこなわれたか?分りませんが
高浜南部まちづくり協議会管轄の碧海町・二池町・田戸町で
開催です。避難所としては南中学校の体育館でした。
朝7:30に南海トラフ巨大地震(M7クラス)が
発生して大津波が発生すると想定です。
各町内会の役員・班長さんが参加しました。
自分は南部まち協より避難所開設の指導を頼まれたので、
高浜市消防協会のヘルメットとベストを着用しての参加です。
朝イチから問題点が・・・現場で紛糾です・・・
地震発生後に避難所となる建物は「応急危険度判定士」さんにより
避難所として使う建物が大地震や余震によって被災した建築物を
資格を持った方二人一組で調べてその後に発生するだろう余震など
で倒壊の危険性、外壁、窓ガラスの落下、付属設備などの落下などの
危険度判定を行い、人命にかかわる二次的災害を防止する判定を行います。
建物の四隅の平行度やガラスの割れ、
室内の壁や天井などを点検して合否をだします。
合否は建物の入り口に張り出されます。
(あくまで応急診断です)
緑の紙は使用可です。
黄色は注意して使用可ですが
避難所としての仕様は難しいと思われます。
赤は危険なので使用不可です。
これらの判定を診断士が行った後、災害対策本部にて
改めて避難所としての仕様の可否がでます。
避難所に入れるのは合否が出てからなんです。
今回の訓練では応急診断のスタートで既に
問題が発生しました。
これは本当に被災した場合にも起きるだろう
大問題でした。
判定士さんは施設管理者と一緒に点検を行うのですが、
施設管理者が居ない・・・。
誰が施設管理者? 施設管理者はダレ?
学校の関係者は住まいは橋向の半田市で
学校が開いている時は大丈夫なようですが、
夜間や休日は直ぐには来れません。
ましてや大地震後は衣浦大橋は渡れないでしょうね。
行政職員も管理者として誰も任命されてない?
訓練現場では立会者が居ないと・・・。
30分すったもんだ・・・。
結局、訓練だから南部まち協の清水理事長さんが
管理者代理として診断に立ち会い、避難所として
使える事を了承して診断士さんが災害対策本部に
連絡をして本部よりOKが出て避難所として開設準備に
入りました。
訓練で良かったですね・・・
その辺りのトラブルが訓練でわかって良かったですね。
もし、発災していれば現場では大トラブルになってますよ。
訓練の内容では、避難所が使える事になったら
まち協の災害担当者から避難準備をしている
二池町町内会・碧海町町内会の皆さんに無線で指示して
避難が開始される予定でしたが、既に碧海町は避難をしてきて
南中に着いてしまいました。
訓練ですので、臨機応変で時間が勿体ないので、
碧海町町内会の皆さんには仮設トイレの組み立てを
お願いしましたよ。
つづく・・・。
神清からのお願い
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