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店舗での雨漏りは早く直したいですね。
店舗での雨漏りは困りますよね。
店舗に来られるお客様に対して、お店の印象が悪くなってしまいますから。
そのため、店舗を借りているお店から管理会社・オーナー様へ、「早く直してほしい」と要求があると思います。
オーナー様は、管理会社に見積を依頼して、雨漏り補修する流れだと思います。
このとき、店舗のオーナー様は、雨漏りの補修費用は収益計算には入れていない場合もありますので、「なるべく安価に修理したい」とだけ、お考えではないでしょうか。
店舗の管理会社は雨漏りの専門家ではありません。
当然ですが、店舗の管理会社は雨漏りの専門家ではありません。
管理会社は、取引のある業者へ雨漏り補修を依頼することになります。
オーナー様は、その業者の見積金額を見て、管理会社経由で雨漏り補修を依頼する流れが多いようです。
この時、トラブルとなるのは、雨漏りが直らなかった場合です。
オーナー様は、「雨漏りは当然直るもの」という前提で、見積金額が予算内かどうかを判断されているのではないでしょうか。
しかし、雨漏りは必ず直るとは限りません。
店舗の管理会社も経由しているだけですし、雨漏りの専門家ではないので、補修内容が適切か判断できません。
補修業者が直せないとトラブルになってしまうのです。
店舗の雨漏りは、まずは雨漏り調査をしっかり行うことをオススメします。
店舗の雨漏りトラブルを避けるためには、初めに雨漏り調査をしっかりと行うことをオススメします。
業者の勘だけで、雨漏り修理を行うのはリスクが高いです。
「急がば回れ」の精神で、「急がば雨漏り調査」だと思います。
調査費がかかっても、リスク回避費用と考えてはいかがでしょうか?
店舗の雨漏りでのトラブル事例
店舗の雨漏りがトラブルとなりやすい原因も含めて、トラブル事例を紹介します。
上の写真は、雨漏りが原因で発生した店舗の天井クロスの浮き・はがれです。
原因を調べるために、天井上に入りました。
雨漏りしている部分は、傾斜屋根と看板を設置するための陸屋根とのちょうど境目でした。
陸屋根の柱部分に、雨漏りしている水滴を確認しました。
この日の雨は強くなかったので、この雨で雨漏りしていたことから、天井上には頻繁に雨漏りしていることがわかりました。
左側の陸屋根と右側の傾斜屋根の間に、陸屋根のパラペット部(看板用に立ち上がっている部分)があり、そのC型鋼が濡れていました。
陸屋根部分は、パラペット部の立上りの壁が板金で造られていました。
壁板金の下には、水が流れた痕がありました。
その上を見上げてみると、パラペット部に鉄骨が張り出していました。
鉄骨付近には、板金の錆びが目立ちました。
反対側も同様に錆びが発生していました。
パラペット部の壁板金の中を確認してみると、
壁板金の裏側には、防水シートなどはなく、C型鋼がむき出しになっていました。
パラペット部の板金のC型鋼を留めているボルト頭が錆びていることからも、パラペット部から雨水が浸入していることがわかりました。
この店舗での雨漏りトラブル原因は?
この物件のトラブルは、オーナー様が管理会社経由で依頼した雨漏り修理業者が、なぜか、傾斜屋根側を補修していました。
当然、補修後も雨漏りが止まりません。
店舗は早く直してほしいのに、オーナーは「管理会社に依頼してあるから」、管理会社は「雨漏り業者が直せない」とそれぞれの立場を言い合ってトラブルとなっていました。
このように、雨漏りが直せない業者に依頼してしまうとトラブルになるケースが多いです。
また、もともとの店舗の造りも雨漏り対策ができていないため、簡単な補修では雨漏りを止めることはできません。
補修費用が高額となる場合もトラブルの原因になります。
店舗での雨漏りを直すには、まずは、雨漏り調査をオススメします。
上記のようなトラブルを避けるためには、雨漏り修理する前に、雨漏り調査をしっかり行うことをオススメします。
調査を行うことで、間違った箇所の修理を防ぐことができます。
また、調査を行って、補修範囲を狭くすることで、費用を抑えることができる可能性もあります。
そのため、調査費用がかかってもまずは、雨漏り調査を行うべきです。
まとめ:店舗の雨漏りは、まずは、雨漏り調査を依頼しましょう。
店舗の雨漏りトラブルを避けるためには、初めに雨漏り調査をしっかりと行うことをオススメします。
業者の勘だけで、雨漏り修理を行うのはリスクが高いです。
「急がば回れ」の精神で、「急がば雨漏り調査」だと思います。
調査を行うことで、間違った箇所の修理を防ぐことができます。
また、調査を行って、補修範囲を狭くすることで、費用を抑えることができる可能性もあります。
店舗の雨漏りでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
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