工事の概要
ひび割れたかわらU ガルバリウム鋼板立平葺きで葺き替え
工期:7日間
築年数:約40年以上
ひび割れたかわらU 屋根下地を造作してガルバリウム鋼板で葺き替え
かわらUがひび割れており、強風で飛散するか心配しているとご相談をいただきました。
お客様はかわらUの不具合の内容をご存知で、かわらUを施工してすぐに、かわらUのひび割れが発生し、一度、葺き替えたことがあるそうでした。
残念なことに、再び、かわらUで施工してしまったために、経年してかわらUのひび割れが気になってきたそうです。
クレームを言ったときに、別の屋根材にしておけば、今回、屋根修理を行うタイミングではなかったと思います。
もともとは、トタン屋根の瓦棒葺きの屋根で、塗装メンテナンスを頻繁に行うことが嫌で、かわらUでカバーしたとのことでした。
幸いにも、雨漏りは発生していないようだったので、かわらUをめくり、トタン屋根の上に野地合板を造作して、ガルバリウム鋼板立平葺きを設置しました。
トタン屋根を残すことで、コストダウンすることができました。
簡単にかわらUの屋根修理の様子を紹介します。
工事内容
工事前
かわらUの表面が剥離し、端部から多数のひび割れが発生していました。
ひび割れが深く入っているところも多数あり、強風でひび割れ部分から飛散して、周辺へご迷惑をおかけするのではないかと心配されていました。
工事中
足場を設置して、かわらUをめくります。
かわらUの下はトタン屋根の瓦棒葺きとなっていました。
トタン屋根の表面には、塗装のはがれが見られ、塗装メンテナンスを頻繫に行っていたことがわかります。
瓦棒葺きの上に下地材を入れ、野地合板を設置します。
野地合板の上に改質アスファルトルーフィングを設置して、雨漏り対策もしっかり行います。
立平葺きを設置していきます。
棟板金を設置して、屋根修理の完成です。
工事のビフォーアフター
工事前
工事後
かわらUは緩い傾斜の屋根に設置されていることが多いので、葺き替えできる屋根材は限れます。
ガルバリウム鋼板立平葺きは0.5寸~対応できるので、葺き替えにはピッタリです。
また、瓦棒葺き屋根の上に野地合板を造作することで、空気層を確保でき、遮熱対策としては有効です。
ガルバリウム鋼板屋根の色も日射反射率の高いタイプを選んでいただき、少しでも快適性を増すような屋根修理ができました。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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