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【お問合せ】基礎のヘアークラック 新築の場合、紛争処理支援センターに相談しましょう!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
先日、基礎のヘアークラックについてお施主さまからお問い合わせいただきました。
以前、基礎のヘアークラックを散水して、ヘアークラックから水が浸入することを記事にしていたので、それを見てのご相談でした。
新築から間もない物件で、工務店さんと交渉中とのことで、アドバイスをいたしました。
結論的には、工務店さんと交渉中の場合、公的な所に相談されることをお勧めします!
(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル0570-016-100)はその1つの信用できる窓口です。
上の図はその支援センターの概略図です。
住宅の専門家や弁護士さんともご相談できるようです。
基礎のヘアークラックとは?
基礎のヘアークラックについて、基本的な考え方も示しています。
その資料はweb上で検索できるので、工務店さんと話をする基礎知識にはなると思います。
ひび割れの幅は0.3mm未満と記載されています。
その中に記載されていますが、適切に設計・施工された基礎であっても、コンクリートやモルタルの乾燥収縮が原因でひび割れが発生することもあるそうです。
原因の見極めが難しいので、専門家に相談されるのも1つだと思います。
ヘアークラックの補修に関しての記載もあります!
また、その関連した資料の中には、いくつかの補修方法も紹介しています。
樹脂注入工法以外にも記載されているので、ご覧ください!
補修してみた!
弊社で、樹脂注入工法で簡易補修した事例を以下、ご紹介します!
前回、基礎のヘアークラックに撒水をして、ヘアークラックから水が浸入することを確認しました。
ヘアークラックを簡易補修して、水の浸入を防ぐことができたか確認しました。
(高浜の現場にて)
前回、水の浸入が確認できた基礎のヘアークラックです。
外側から撒水して、室内側を観察していると、
室内側から水の浸入を確認することができました。
ヘアークラックの簡易補修
そこで、外側から簡易補修を行いました。
浸透性の樹脂をヘアークラックに塗り込みました。
もともと、ヘアークラックであるため、基礎の強度低下を問題にはしていません。
どちらかというと雨水浸入による経年での基礎内の鉄筋腐食を防ぐ目的で、防水のための補修です。
補修後、撒水してみた!
簡易補修後、外側から強烈な水圧で撒水を行いました。
ヘアークラックのため、補修材が入りにくいのではないか?心配がありましたので、確認のための撒水です。
室内側から確認しましたが、水の浸入はありませんでした。
簡易補修で雨水浸入を防ぐことを確認できました!
補修後の仕上げ
最後に、外側をモルタル塗装して仕上げました。
基礎は耐震性に関わる重要な部位です。
経年での雨水浸入による鉄筋腐食を防ぐため、定期点検時にヘアークラックの簡易補修をお奨めいたします。 (#⌒∇⌒#)ゞ
神清からのお願い
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