瓦はどんな種類があるの?
図解 屋根に関するQ&A
よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。
「子供から瓦の種類って、いろいろあるの?と聞かれたけどよくわからないね?」とお施主さまから質問をいただきました。
Q:瓦はどんな種類があるの? ~Q038~
A:形状の違いから分類すると、3種類ある。J形瓦(日本瓦)、F形瓦、S形瓦(洋瓦)が主要である。一般の方が瓦と言われてもっともイメージされるのは、J形瓦であり、一般的には日本瓦と呼ばれている。葺かれた屋根をみると波形状に見えるので、「甍(いらか)の波」と鯉のぼりの歌詞にも連想されて出てくる。S形瓦は洋瓦のイメージで、大きな屋根に多く使われる。F形瓦は現在、住宅などにもっとも多く使用されている。
形状から3グループ(J形、F形、S形)がある。
簡単に瓦の形状を紹介いたします。
昔からたくさんの住宅に使用されてきました。
江戸時代に日本で発明された形状です。
他の瓦は形状からF形、S形とネーミングされていますが、J形はJAPANESE(日本製)のJとなっています。
現在は新築での採用は少なくなっています。
昔は洋風住宅に多く使用されました。
F形と呼ばれる瓦は、さらに3タイプに分類できます。
現在、新築では多く使用されています。
表面が平らな形状となっていますので、屋根がすっきりしたイメージとなります。
雨の横走りを防ぐために、平らな形状の中でもU字の凹みがあるデザインとなっています。
屋根では立体感を感じるイメージとなります。
F形の分類ですが、屋根としてみると波形状を感じるイメージとなります。
狭い幅で山谷が連続しますので、洋風住宅に適しています。
おおよその屋根材工設計価格では、J形瓦10,500円/㎡、S形瓦11,000円/㎡、F形瓦8,000円/㎡となっています。
耐久性能、遮音性能、重量的には、どの種類も大きな差はありません。
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