アースクール瓦ってなに?
図解 屋根に関するQ&A
よく聞かれる屋根の質問にわかりやすくお答えしています。
「遮熱効果の高い瓦ってなにがあるの?」とお施主さまから質問をいただきました。
Q:アースクール瓦ってなに? ~Q025~
A:アースクール瓦は、日射反射率40%以上の高反射瓦のこと。瓦の表面色を日射反射率の高いものとしている。釉薬より、素焼き系からベージュ、黄色までの色合いがある。通常のいぶし瓦の日射反射率20%程度なので、2倍以上の効果がある。上の写真は洋風高級瓦ノウムの4色である。(右上:イエローパウダー、右下:素焼き、左上:素焼きレッド、左下:フラッシュピンク)
日射反射率40%以上の高反射瓦のこと
大阪ヒーテック(日本の産学官によるヒートアイランド削減効果の評価機関)の取り決めでは、全波長での日射反射率40%以上をクラスⅠと取り決めています。
アースクール瓦はこのクラスⅠの基準を満たしています。
一方、遮熱瓦と呼ばれるものの中には、日射反射率ではなく、赤外線領域のみの反射率を上げているものがありますが、遮熱効果は大きくありません。
アースクール瓦を施工した屋根架台での実際の表面温度を測定した結果を示します。
ブラック色の瓦と比べて、約10℃低下しています。
化粧スレート屋根材のブラックは日射反射率5%で、表面温度は80℃にも達すると言われています。
アースクール瓦は、遮熱効果が高く、年々暑くなる日本には適した屋根材と言えます。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
屋根のご相談等がありましたら、ご連絡くださいね。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。