現場の概要
パミール屋根(主屋、離れ共)
築年数:約15年
パミール屋根を上から眺めてみた!
パミール屋根の雨漏り調査の現場がありました。
2階の屋根から離れの屋根を観察しました。
離れは寄棟屋根で、屋根面の方角が真北、真東、真南、真西となっていたので、屋根面の方角による違いがはっきり見ることができました。
このお宅では、駐車場から屋根が見やすく、屋根点検では、自然と南面を観察することになります。
南面を見ている分には、著しい劣化はありません。
でも、北面はボロボロにはがれているのです。
点検する上で、方位も意識してください!
(こんなことは、パミールのメンテナンス書にも書いていないことですが!)
グーグルマップで方位を確認
グーグルマップは真上が真北となっています。
赤丸が離れで平家となっていました。
雨漏り調査で、主屋の2F屋根上を点検していました。
いつものごとく、ボロボロとなったパミール屋根でした。
パミールからの雨漏りではなかったのですが、どの現場を見てもはく離がひどく心配な屋根です。
パミール屋根の平家を眺めてみると、、
一瞬、あまり劣化していないのかな?と思いましたが、よく見てみると、
やはり、劣化してはく離していました。
赤丸部分は完全に表面がはがれている部分です。
北面:8個
東面:1個
南面:0個
西面:2個
圧倒的に北面のはがれが多いようです。
北面は日射が当たりにくいので、放射冷却で結露した露・霜の水分が乾燥しにくいことが原因の1つだと言えます。
また、2階屋根と比べてみると平家の屋根面の方が劣化が全体的も少ないようです。
これも、周辺が2階建てなので、放射冷却の影響を平家の方が受けにくいため、違いが出ていると言えます。
温暖な愛知県の住宅街でこのようなはく離被害が発生するなら、OB客に告知する必要があるのではないでしょうか?
「パミール屋根の定期点検では、2階の北面を必ず確認してください!」と。
南面だけ見ているとはく離に気付くのが遅れてしまいます。
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