こんにちは〜。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日は東京ビックサイトで開催されている太陽電池展を見学に行きました。
太陽光発電のバブルが弾けてからは来場者が少ないのかな?と思っていたけど、相変わらず人が多かった。
自分が感じた今年の特徴はまた後日。
今日は太陽電池展で見つけた驚きの屋根材について。
F-WAVE(エフウエイブ)さんで、展示されていたこの屋根は、屋根材とフレキシブル太陽電池が完全一体化。
さらに、屋根材の裏面が凹凸形状となっていて、桟木なしでも、通気構造となる優れもの。
材質は特殊樹脂製で、数々の耐候性試験をクリアしているとのこと。
塗装製品ではなく、塗装の色落ちクレームの心配もない。
ここまで教えてもらうと太陽電池一体型よりも、屋根材のことがとても気になってしまいました。
現在、少しずつですが、屋根面での通気工法が必要だと議論されています。
そんな中、通気構造標準の屋根材がいち早く登場するのは、ちょっと驚異でした。
詳しく聞くと、まだ、販売はしていない(来年ぐらい)そうで、ちょっと安心しました。
こちらはアスファルトシングル形状の特殊樹脂製品。
太陽電池が完全に一体化されている。
太陽電池メーカー(F-WAVE)が専用の屋根材を生産して、一緒に販売するそうです。
さらに、その軽量で、耐候性も高い屋根材を屋根材だけでも販売するそうです。
フレキシブル太陽電池や屋根一体型がデザイン的にも目を引くので、多くの方が見学されていました。
また、フレキシブル太陽電池の特徴を生かした2次商品も展示してありました。
フレキシブル太陽電池なので、携帯用としてもおもしろそうでした。
最後、1番奥にあった展示物を見て、ビックリ‼️
先程の通気一体型屋根の展示かなぁ?
よく見ると小屋裏に機械がある。
白い機械が、空気式太陽熱利用システム。
(アメリカで販売されている。)
なんと、太陽光発電+太陽熱利用で、太陽光エネルギーの40%を有効利用できるそうだ。
簡単にZEHなどクリアできる。
通気屋根構造が太陽熱利用に貢献するので、1つで2度美味しい。
太陽電池一体型であれば、1つの屋根で、(高耐久+太陽光発電+太陽熱利用)の3度美味しい状態。
屋根がサーマルルーフになる。
なんか、夢のある屋根ですね〜?
太陽電池展で見つけた夢のある屋根の話だったので、長々と書いてしまいました。
明日3日もビックサイトで開催されていますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
もちろん、太陽電池メーカーが多数出展され、維持管理を含んだ新しい提案も多くありましたよ〜!
神清からのお願い
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