こんちには~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日はタイル成形試験のために、あらかじめ原料を混練していました。
そのタイル原料の1つに珪藻土があります。
突然、話は飛びますが、珪藻土を原料にした調理器具でみなさんがよくご存じなものに、しちりんがあります。
珪藻土は土の中に、無数の細かい孔が開いていますので、断熱性が高く外に熱を伝えにく特徴があります。
そのため、しちりんの中の炭焼きの熱は上昇して、その上の食べ物を直火で焼かずに、じんわりと美味しく焼くことができます。
同様に珪藻土を使ったもので、ピザ窯もあります。
こんもりとした丘のようなデザインのピザ窯です。
外側の色が先程のしちりんと同じベージュ色となっています。
この部分に珪藻土が使用されています。
ピザ窯の中央に火種をつけて、窯全体を暖めます。
珪藻土の内側には耐火煉瓦があり、耐火煉瓦に熱を付けます。
窯の壁全体が暖まり、250℃程度になると火種を窯の壁際に寄せます。
そして、中央にピザを投入します。
ピザ全体を内側も含めて、窯の壁から輻射熱(遠赤外線)でじっくり焼き上がります。
ピザ窯で焼いたピザは大人から子供まで全員、美味しいと感動してもらえます。
こんなに美味しくできるしちりん、ピザ窯ですが、案外安いんですよ~!
一方、コストコで販売していたバーベキューコンロは高級でした。
大量に厚い肉を焼くのには適しているのでしょうが、家焼きでは食べきれないですね。
しちりんの約10倍の価格です。
さらに、外周にセラミックスが内臓されたバーベキューコンロは約7万円でした。
かなり分厚い肉を焼くには最適なのでしょうが、ピザ窯の数倍します。
そう考えるとしちりんとピザ窯はコスパがいいですね。
その共通点が珪藻土であり、それを原料にタイルも作ることができます。
何か、珪藻土って、不思議な能力がありますね~!
最後に一言、ピザ窯のピザはホントに美味しいですよ~!
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。