屋根にもシロアリ被害が発生!
シロアリとは、床下を連想すると思います。
地中から床下へ侵入する場合がほとんどです。
雨漏りなどで水が木材へ供給されるとそこから被害が拡大することがあります。
雨漏り調査をしていて、小屋裏で蟻害を発見しました。
1階の柱に雨染みがありました。
1階のサッシ上からの雨漏り現場でした。
2階の外部状況を確認しました。
すると、軒桁(のきげた)の下側部分で、木がボロボロになっていました。
ボロボロの感じがシロアリに食われたように見えたので、少し緊張が走りました。
そこで、床下を確認してみました。
すると、縁台の木が同じくシロアリにやられたようになっていました。
縁台下の木を取り出してみると、
シロアリがいました。
ヤマトシロアリがたくさんいました。
雨漏りとの関係を確認しました。
雨漏りとシロアリの関係を見てみました。
軒桁とサッシ上の雨漏り場所と縁台は一直線となっていました。
雨漏りは柱沿いに流れていて、その水がシロアリの蟻道を上へと導いたと考えられます。
そこで、小屋裏の中を点検してみました。
小屋裏の中にも蟻道がありました。
軒桁を見ると蟻道が発見できました。
他にも、小屋束にも蟻道がありました。
軒桁の外に出ている部分のように、1/2程度に蟻害が発生していると建物の強度にも影響があります。
ヤマトシロアリの場合、雨漏りのような水分源がないと拡大しないので、家全体にまでは侵攻しません。
シロアリの駆除
シロアリの駆除としては、まず、雨漏りを止めることです。
水分源を絶った状態で、薬品で駆除を行います。
床下、柱、小屋裏とシロアリのルートはもれなく駆除しました。
現在は、5年間の保証となっています。
定期的に床下の点検は必要となります。
ポイントまとめ
・シロアリは小屋裏にもいる。
・雨漏りにより、床下から小屋裏へ上るルートができる。
・シロアリ駆除は徹底的に行うことが大事。
雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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