中古住宅を購入する場合は、既存住宅売買瑕疵保険に加入しましょう。

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経ホームビルダー」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

中古住宅の購入を検討している人。

中古住宅の雨漏りが心配な人。

この記事で伝えたいこと

最近、雨漏り修理を行っていると、ときどき中古住宅を購入された方からの依頼がときどきあります。

確実に増えているようなイメージがあります。

同じ中古住宅を購入した方でも、明暗が分かれるのが、既存住宅売買瑕疵保険に加入しているか、いないかです。

簡単にご紹介します。

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中古住宅を購入する場合、売買瑕疵保険に加入しましょう。

最近になって、ときどき中古住宅購入者のお客様からリフォームのご依頼をいただきます。

この場合、リフォームするのに、明暗を分けるのが売買瑕疵保険に加入しているかどうかです。

是非、中古住宅の購入を契約する前に、売買瑕疵保険に加入されることをオススメします。

購入した後で、雨漏りやシロアリを発見した場合に、保険金で補修することができるからです。

中古住宅のシロアリ被害事例

先日は、購入して2年でシロアリの被害が発覚したお客様がいらっしゃいました。

「何か臭う」とのご相談でした。

外壁はサイディング、塗装済みで違和感はありませんでした。

解体調査

異臭の原因を見つけるために、解体調査しました。

サイディングは通気層がなく、直貼り工法となっていました。

防水シートはアスファルトフェルトでした。

外壁の下地合板を留めているくぎ部分に黒い雨染みが確認できました。

著しく雨漏りしている感じはありませんでした。

合板の釘沿いにシミが上から下までつながっていました。

合板をはがしてみると、中の柱が見えました。

合板を完全にはがしてみると、柱がシロアリに食われていました。

土台部分は食べられていないのですが、内側からシロアリが上がっているようです。

柱一本が丸ごと食われていました。

このように、隠れた被害が発見されたときに中古住宅売買保険は有効です。

構造耐力上に問題がある場合、雨漏りがある場合は、5年間、保険で直すことができるからです。

購入の契約前に、保険に加入することが条件ですので、くれぐれもご注意ください。

 

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