金属屋根・ケラバ部からの雨漏り修理 捨て水切りを部分補修【愛知県名古屋市】

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経ホームビルダー」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

金属屋根からの雨漏りを直したい人。

金属屋根に葺き替えを検討している人。

 

この記事で伝えたいこと

金属屋根は雨漏りしにくい屋根材と言われています。

雨漏りしやすい場所は、ケラバ部や棟部となります。

雨漏りの原因は施工の問題で片付けられていますが、施工をずっと見るわけにもいかないですよね。

この記事では、金属屋根で雨漏りした原因とその修理方法をご紹介します。

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工事の概要

金属屋根のケラバ部からの雨漏り⇒ 捨て水切りを表面に出す部分補修

工期:1日間

築年数:約15年

 

金属屋根・ケラバ部からの雨漏り修理 捨て水切りを部分補修

「金属屋根の家で、天井から雨漏りして困っている」とご依頼をいただきました。

伺ってみると、片流れ屋根の横葺きのガルバリウム鋼板でした。

玄関上の収納部分から雨漏りしているようで、クロスが変色し、一部はがれていました。

屋根に上がってみると、片流れ屋根で、中庭のある複雑な屋根となっていました。

大体、雨漏りする場合は、屋根が複雑になっている場所が雨漏りに関係しています。

散水調査をして、ピンポイントの雨漏り浸入口を見つけて、部分補修で、直しました。

 

工事のビフォー・アフター

工事前の雨漏り調査

中庭によって、屋根が開口されているケラバ部に散水しました。

すると、雨漏りしている場所から漏水が確認できました。

天井下の壁のクロスが浮いている部分から漏水を確認しました。

金属屋根のケラバ部を散水すると、雨漏りすることが確認できました。

工事中

金属屋根をはがします。

片流れ屋根の棟側から解体して、平部の横葺きをはがしていきます。

太陽の日射で、金属屋根が高温となり、防水シートと金属屋根貼り付いて、防水シートがはがれてしまいました。

雨漏りの原因

雨漏りの原因としては、ケラバ部の捨て水切りにカシメが行われていました。

カシメるためには、捨て水切りに穴をあけることになります。

明らかに、施工ミスと思われます。

雨漏り修理

金属屋根をはがした部分の防水シートを補修するため、防水テープを金属屋根のお尻に貼り付けます。

ケラバ部の捨て水切りを金属屋根の上に出し、上からの水を金属屋根の表面で流れるようにします。

この部分を改善することで、雨漏りを防ぐことができます。

屋根の復旧

新しい防水シートを設置します。

金属屋根を復旧して、雨漏り修理の完成です。

 

工事後

ビフォー

ケラバ部の捨て水切りは屋根材の下を通って、軒先で水を排水している構造でした。

アフター

ケラバ部の捨て水切りの水は⇒の部分から屋根材の表面を流れるように補修しました。

大量な雨も金属屋根の表面を流れることで、雨漏りのリスクはなくなります。

金属屋根は雨漏りしにくい屋根材ですので、雨漏りする場合は、屋根の周辺部が原因の可能性が高いです。

ケラバ部はとくに、雨漏りしやすい場所ですので、施工が大事となります。

 

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