新築倉庫2棟。瓦の通気下地屋根構法で立派に完成 【愛知県清須市】

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

新築屋根を検討している人。

この記事で伝えたいこと

新築倉庫2棟を瓦の通気下地屋根構法でしっかりと施工しました。

建物が完成した後で、少しだけ追加の瓦屋根工事を行いました。

倉庫にしておくのはもったいない立派な瓦屋根です。

簡単に、瓦屋根の工事をご紹介します。

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工事の概要

新築倉庫2棟の瓦屋根

工期:7日間

築年数:新築

新築倉庫2棟の瓦屋根 通気下地屋根構法で立派に完成。

新築倉庫2棟の瓦屋根を通気下地屋根構法で施工しました。

瓦屋根工事の後、建物が完成し追加の屋根工事となりました。

2棟の倉庫をつなげると立派な門が完成します。

倉庫にするには、もったいないほどしっかりとした瓦屋根となっています。

通気下地屋根構法によって、高級な防水シートに瓦の緊結釘・ビスの孔を開けない工夫がされています。

瓦の留め付けはガイドライン工法で、軒先・けらば・平部・棟とすべての瓦が留め付けられています。

80年持つ倉庫屋根の完成です。

簡単にご紹介します!

 

瓦屋根工事

瓦屋根下地

奥の母屋の前に、2棟の新築が建っています。

瓦屋根工事の屋根下地を準備しているところです。

黒い防水シートは高級な改質アスファルトルーフィングを使用しています。

その上に9mmの流し桟木が垂木ピッチで流れ方向に留め付けられています。

この9mmの流し桟木を入れることで、この上に設置する瓦桟木と防水シートの間に通気層を持つことができます。

瓦の隙間から浸入した雨水は、防水シートの上を流れて、外に設置される雨樋まで流れ込む仕組みとなっています。

瓦屋根の場合は、屋根下地造りに対してしっかりと配慮することで、屋根全体を長持ちさせることができます。

瓦屋根の完成

日本瓦で屋根を施工しました。

通気下地屋根構法に加えて、瓦の留め付けは軒先・けらば・平部・棟とすべての瓦を留め付けています。

棟はパッキン付きビスで全数留め付けてあります。

けらば・軒先の瓦は1枚につき3点留めしてあります。

これらは、令和4年1月から義務化される瓦屋根の工事内容となります。

このように留め付けしておけば、巨大台風や巨大地震にも耐えることができる安全安心の瓦屋根です。

 

瓦屋根の追加工事

2棟の倉庫が完成した後に、瓦屋根の追加工事を行いました。

左右の倉庫をつなぐ形で、門が作られていました。

門の屋根は銅板葺きの上に瓦屋根を設置します。

昔の農家の納屋と門の機能を再現した造りです。

瓦屋根も倉庫の屋根にはもったいないような高耐久仕様となっています。

30年以上長期に使用する場合、もっとも安価な屋根となる瓦屋根です。

「お金持ちはお得な長持ちする仕様を選ぶのだ。」と改めて思いました。

 

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