雪止(ゆきどめ)瓦ってなに?
図解 屋根に関するQ&A
よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。
「屋根にある輪っかみたいなものはなんですか?」とお施主さまから質問をいただきました。
Q:雪止(ゆきどめ)瓦ってなに? ~Q042~
A:積雪地区で雪の急激な落下を防ぐために使用される瓦のこと。形状には輪形(大・小)と駒形がある。近年では、関東地方でも設置されようになっている。瓦表面から出っ張っている輪形に積雪が引っかかるというしくみ。
雪の急激な落下を防ぐための瓦。
雪止瓦は通常、軒先から3、4段目に設置されることが多くなっています。
積雪荷重の負担を考えて、軒先ではなく、壁直上の位置に雪止瓦が設置されることになります。
地域によって、横一列に雪止瓦を配置する場合があります。
また、千鳥に配列する場合があります。
さらに、積雪が多い地域では、屋根一面に対して、雪止瓦を2段入れる場合もあります。
また、近年の異常気象により今まで降ったことのない地域で、大雪が降ることがあります。
その場合、落雪によるカーポートの被害などが発生することがあります。
そういう場合は、後付けで雪止瓦を設置することが可能です。
また、雪止瓦の代わりに、雪止金具を設置する方法もあります。
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