スレート屋根はどうなると要注意なの？
図解 屋根に関するQ&A
よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。
「スレート屋根は何年ぐらいもつの？」とお施主さまから質問をいただきました。
Q：スレート屋根はどうなると要注意なの？ ～Q040～
A：化粧スレートの汚れ・色あせ・コケ・欠け・割れ・浮き・反りが発生したとき。屋根を下から見たときに、このような症状があったら、要注意。早めに、屋根工事業者さんなどに点検・補修の依頼が必要。特に、築後5年、10年（10年を経過する前が重要）は工務店さんや屋根工事業者さんに点検依頼することがポイント！
汚れ・色あせ・コケ・欠け・割れ・浮き・反りが発生したとき。
くれぐれもご自分て屋根に上がって、点検することは落下・滑落の危険があり、大事故につながる可能性がありますのでおやめください。
また、踏み割れが多く発生していますが、ご自分で屋根に上がった場合は、踏み割れの原因とされることもありますのでご注意ください。（保証が認められない場合も）
実際の要注意の状態を写真で示します。
夏の猛暑や台風など過酷な気象条件から暮らしを守る屋根。
屋根の色あせやひび割れなどを放置しつづけると、住まいが古ぼけて見えるだけでなく、雨漏れや躯体の劣化につながり、住まいの寿命を縮めるおそれがあります。
化粧スレートは表面塗装品です。
塗料が紫外線劣化等でダメージを受け、色あせが発生すると同時に、スレート本体を守る保護機能が低下します。
そのため、汚れがついたり、水分を含みやすくなることでコケなどが生えて、著しい変色につながります。
浮き・反りは重量が軽い化粧スレートが強風で飛散する原因となり、人にあたるなどした場合、非常に危険な事態となります。
このような著しい欠け・割れ・はがれが発生すると再塗装・太陽光パネル設置などのメンテナンスを行うこともできません。
早めの対策を行わないとかえって、多額のメンテナンス費が発生してしまいます。
このような踏み割れが新築時の施工中に発生しています。
新築時では、発見がむずかしいのですが、5年、10年では屋根の上から行う点検では、簡単に見つけることができます。
保証期間内であれば、クレーム対象になる場合もありますので、早めの点検をお勧めいたします。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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