こんにちは～。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
三州瓦メーカーさんが新しく取り組んでいる壁材をご紹介いたします。
はじめに、粘土瓦はCASBEE（建築環境総合性能評価システム）において、６０年の寿命と評価されています。
屋根材の中で、最長の評価を得ています。
その粘土瓦のしくみを取り入れた壁材を使用して、外壁を施工している物件を見学しました。
ダークブラウン色で焼き物の質感があり、意匠として彫りは深く、高級感を感じます。
表面の柄・色は変更可能とのことです。
ちなみにその物件の屋根も粘土瓦でした。
屋根はシンプルな平板の粘土瓦となっていました。
鬼瓦はありませんでしたが、お施主様の家紋が瓦に取り付けてあり、さらに、オリジナル・高級感を演出していました。
壁材に戻りますが、一般的なサイディングでは繋ぎ目をシーリングしています。（下写真）
そのシーリングは
で劣化して、雨漏りの原因なります。
そのため、定期的に再シーリング・再塗装の必要があり、維持管理するランニングコストが膨大になります。
一方、今回の取り組みは、粘土瓦のしくみ（形状・材質）を取り入れることにより、シーリングを行わない仕様となっています。
また、金具施工の乾式工法になっていますので、軽量であり、タイルのような将来に渡って、浮き・落下や割れの心配もありません。
①デザイン・質感において、重厚で、オリジナル・高級感がある。
②CASBEEで６０年と評価されているように長寿命であり、再シーリング・再塗装する必要がない。
③維持管理費が大幅に削減でき、長寿命住宅を考えた場合、イニシャルを含めたトータルを考えても経済的となる。
壁の瓦（セラミックス）仕様は始まったばかりですが、逆に、オリジナル性を出すことも可能ですので、楽しみな試みですね～！ (＃⌒∇⌒＃)ゞ
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創業１８６８年（慶応４年）三州瓦製造・販売・工事 
住宅調査・雨漏り調査
株
神清（かみせい）
神谷 昭範（かみや あきのり）です
【趣味】旅行、野球観戦、自転車、スイーツ食べ
【資格】
ホームインスペクター
住管協ホームインスペクター
住宅メンテナンス診断士
(株)神清ホームページ：
フリーダイヤル：0120-951-890
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