吉浜まちづくり協議会さんの活動です
毎年、11月上旬の土・日曜日に
吉浜の人形小路では「菊まつり」を開催しています。
菊まつり自体はその二日間で終わりますが、
その二日の為に長い準備期間があるのです・・・。
吉浜地区では昔から多くの方が趣味で
秋になると菊の花を咲かせて楽しまれていました。
秋の「菊花展」で各々が自慢したり情報交換したりして
地域での交流の話題として盛り上がっていたようです。
吉浜まちづくり協議会では、そんな「菊つくり」の
伝統を守り、まちづくりに活かす活動として
毎年、吉浜地区の幼稚園・保育園・小学校・
中学校で園児や児童・生徒に菊の苗を渡して
一人一人が菊を育ててもらってます。
また、大人の方にも参加してもらい、
「里親菊」としてそれぞれのお宅で
育ててもらっています。
11月の菊まつりにはそんな吉浜地区の皆さんの
育てた菊が飾られて来場される方々の目を
楽しませています。
吉浜まちづくり協議会の伝統文化グループさんが
活動されています。
吉浜小学校の4年生は菊づくりの座学を受けます
毎年、吉浜小学校の4年生は菊づくりの
座学をうけています。
今日は吉浜小の菊作りの座学を取材に来ました。
最初に、学芸員の方から「吉浜細工人形」の
説明をプロジェクターを使って行われましたよ。
吉浜細工人形は昭和39年に愛知県の無形文化財に
指定されました。吉浜地区では細工人形作りが
盛んだったのです。
吉浜は「菊人形の里」と呼ばれています。
なぜかと言うと、東京に始まった菊人形人気が
全国に広がり、菊人形を作る職人が不足したときに
細工人形をつくる「吉浜の人」が経験を活かして
菊人形つくりのプロとして全国各地の菊人形開催地で
活躍していたそうです。昭和30年頃には
全国の60ヶ所以上で活躍していたそうです。
座学のあとは菊植えです・・・
座学のあとは中庭で菊の苗を各々の
植木鉢に植えます。
まちづくり協議会の皆さんから土の入れ方を
教えてもらって自分の鉢に入れます。
4年生は中菊を育てます。
因みに3年生は小菊、5・6年生は大菊を育てます。
その後、「白い菊」と「黄色の菊」の苗を
クラスごとに分けて植えます。
次はクラスごとで菊の花壇に植えます。
この花壇の菊は他の菊と一緒に菊人形制作体験に
使います。
小さい頃から伝統に触れてもらう
いい機会ですね。
11月まで菊を大切に育てて頂きたいです。
【参照】吉浜まちづくり協議会「吉浜と菊」より
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