みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
時々出会うタイプの雨漏り事例として雨戸からみの事例をご紹介します!
雨戸で雨漏り?
雨を防ぐための雨戸で雨漏り?
そんなの意味ないじゃん・・・
でも時々出会う雨漏りです。
雨戸をしまう戸袋が雨水浸入口となるケースです。
一見、戸袋はサイディング・サッシのさらに外側にカバーするように付いているので、浸入口の候補から外れます。
この戸袋は2階のサッシ脇にある戸袋です。
雨漏りしている場所は、この下の1階天井から。
散水試験で戸袋上部を掛けてみる!
雨漏りの浸入口となり得る所を順番に散水していきます。
戸袋の上部を散水すると1階天井から水がきました。
戸袋をのぞいてみる!
水の経路を探すために戸袋をのぞいてみました!
右側から戸袋の裏面、雨戸、戸袋の中の波板となっています。
外壁は金属サイディングだったのですが、戸袋の中だけ波板となっていました。
その上部を見てみると波板の上端がありました。
浸入経路を考えるとこうです。
①戸袋の上部と外壁との接点から雨水が浸入し、戸袋の中へ入る。
②浸入した水は戸袋の中にある波板の内側に入る。
③波板の内側を伝わって、外部に排水されずに室内へ浸入して雨漏りとなる。
リフォームなどして、外壁をメンテナンスしても戸袋の中までさわることは少ないと思います。
外壁との関係が変わって、雨漏りの浸入経路にもなりえます。
雨漏りしたら、雨戸・戸袋も疑ってみてくださいね!
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