工事の概要
パミール屋根のメンテナンス コロニアルグラッサに葺き替え
工期:10日間
築年数:約20年
パミール屋根のメンテナンス 葺き替え工事を実施
「屋根が劣化しているので点検してほしい」とご相談いただきました。
伺ってみるとパミール屋根で劣化していました。
問題のある屋根材で、すでに寿命であることをお伝えしました。
メンテナンス方法は葺き替えかカバー工法があることをお伝えしました。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介すると、迷わず葺き替えを選択されました。
「問題のある屋根材をそのまま残したくない」とのことでした。
費用的にもガルバリウム鋼板横葺きのカバー工法と比べると大きな差がなく、「屋根を心配したくない」とおっしゃられていました。
年々、自然災害のリスクが高まっているので、屋根は今まで以上に重要な役割を担っていますので、メンテナンス方法もいろいろと検討されることをオススメいたします。
簡単に、応急処置工事の様子をご紹介します!
工事内容
工事前
典型的なパミール屋根の劣化状況でした。
表面はく離が著しく、パミールの水下側と端部の表層がはがれていました。
はがれた部分は6層のミルフィーユ状態が観察できました。
指でひっかくだけで、かさぶたのようにはがれていきます。
屋根材としてはどんどん劣化していくので限界です。
工事中
パミールをめくります。
強度が落ちているので、バリバリと割れてしまいます。
パミールをめくって、屋根下地を確認します。
屋根下地に雨が浸入しているとその部分の野地板が劣化しています。
劣化している野地板は交換します。
スレート屋根の雨水浸入はケラバ側・軒先部が多い傾向です。
新しい構造用合板を設置します。
その上に防水シートを施工します。
屋根下地・防水シートが劣化していなければ、その上に防水シートを施工します。
防水シートが2重になるため、雨漏りに対しては強い方向となります。
コロニアルグラッサを施工します。
新しい屋根材・板金を設置して、完成です。
工事のビフォーアフター
パミール屋根をコロニアルグラッサで葺き替えしたビフォーアフターです。
工事前
工事後
建物がよみがえりますね。
普段気にしない屋根ですが、いざ、災害に遭うと室内へ大きな損害を与えてしまいます。
通常は25~30年程度もつスレート屋根ですが、パミール屋根はそこまで行くと完全に孔が開いてしまう可能性もあります。
20年を目途に葺き替えすることをオススメいたします。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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