工事の概要
洋瓦屋根からの雨漏り⇒ 部分修理で雨漏りを直しました
工期:7日間
築年数:約20年
洋瓦屋根からの雨漏り 瓦屋根の部分修理で直ります
「天井から雨漏りしている」とご相談をいただきました。
お伺いしてみると、増築部分があり、瓦屋根の先に屋上防水屋根がありました。
その取り合い部付近からの雨漏りだったので、調査して雨漏り箇所を特定して修理を行いました。
屋上防水屋根も劣化していたので、そこが原因かとDIYでのコーキング痕が見られました。
あやしい箇所は全部コーキングしても止まらなかったそうです。
取り合い部は様々な原因が考えられるので、雨漏り調査が必須です。
瓦屋根の軒先が古い仕様となっていたことが原因で、現在の仕様に変更して雨漏り修理は完了です。
その後に天井を改修しました。
簡単にご紹介します。
工事のビフォー・アフター
雨漏り箇所
◎ビフォー
天井ボードが一部たるんで、クロスも変色と穴開きがありました。
大雨が降ると天井が落ちるのではないかと心配になるほど、天井がたるむようでした。
雨漏り調査
雨漏り箇所の上部で雨漏り調査を行いました。
真上の屋上防水部分を散水しても漏水がなかったので、洋瓦を散水しました。
すると、天井に漏水を確認しました。
屋根修理
洋瓦には谷部もありました。
谷部の銅板には経年劣化による穴開きがありました。
瓦、谷銅板を撤去すると軒先水切りが入っていない古い仕様であることが確認できました。
瓦の隙間から入った雨水が樋へ排水されず、鼻隠しから建物内へ浸入するルートとなっていました。
防水シートを補強して、軒先水切りを設置しました。
軒先部の防水シートを延長して、軒先水切り、雨樋へ排水するルートを確保しました。
新規の谷板金は銅板よりも耐久性のあるステンレス製谷板金を設置しました。
両側の軒先部に軒先水切りを入れて完成です。
天井の改修
雨漏り修理後に天井を改修しました。
既存の石膏ボード+クロスを撤去して、お客様のご要望があった天井ボードに張り替えました。
ビフォーアフター
◎雨漏り箇所のビフォー
◎雨漏り箇所のアフター
◎天井のビフォー
◎天井のアフター
雨漏り修理したのに、雨漏りが直らないとよくご相談をいただきます。
雨漏りの原因箇所を直さない限り、別の場所を補修しても雨漏りは止まりません。
また、瓦屋根の雨漏りは葺き替えなどしなくても部分修理で直る場合が多いので、予算や今後の住まい計画にあわせて補修方法をご検討ください。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせくださいね。
神清からのお願い
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私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。