工事の概要
ベランダの雨漏り修理 ベランダを下地から造作して復旧
工期:6日間
築年数:約30年
ベランダからの雨漏り修理 下地から造作して復旧
ベランダからの雨漏りについてご相談をいただきました。
以前のメンテナンス方法が悪く、木製床材のベランダに平らな下地を設置した防水層で補修されていました。
水勾配のない防水層となっており、降雨時に水が溜まる状態でした。
水が溜まる所は下地がたわみ出し、踏み抜けそうになっていました。
もともとのベランダの状態へ改修し、床材の材質を腐朽しない木材を使用することで長持ちするようにしました。
鋼製のフレームはそのまま使用することで安価に改修しました。
雨漏り修理の様子を簡単にご紹介します。
工事内容
工事前
ベランダの防水層の床がたわみ、ヒビ割れも生じて水漏れしていました。
防水層は平らになっており、水が溜まる状態でした。
水溜まりに穴を開けて、無理やり排水しており、下地合板が劣化して踏み抜けそうになっていました。
工事中
平らな防水層を下地ごと撤去しました。
下からもともとのベランダの木製床材が出てきました。
床材は隙間が開いているので、水勾配は設定されておらず、その上にカバーで防水層を設置したために不具合が生じていました。
劣化している古い床材も撤去しました。
鋼製のベランダの枠はそのまま使用して、復旧することで安価に改修しました。
新規の木製材料は耐久性の高い硬い樹種に変更しました。
長手方向へ屋根表面全体で受けるようにして、屋根を負担を軽減させました。
新規床材の設置完了です。
床材表面、鋼製フレームに保護の塗装を行いました。
工事のビフォーアフター
工事前
工事後
前回防水層を設置したときに、「外壁塗装の次いでに防水しておくよ」と言ったメンテナンス内容を確認せずに行ってもらったそうでした。
短期的には、カバー工法の防水層でも不具合はないのですが、長い目で見たら水勾配がなければ長持ちしません。
床材がよくないなら床材を張り替えるメンテナンスもありますので、参考になればと思います。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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