防災の日、「津波てんでんこ」を教えます!
こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
今日は防災の日です。
避難訓練
弊社のとなりの会社には、ドクターヘリが飛んできて、半田の病院への搬送訓練が行われました。
このような訓練はとても大事だと思います。
また、朝のニュースで、家族安否確認のアプリが紹介されていました。
緊急地震速報が出るとそのタイミングで家族の位置情報が飛んでくるというものです。
地震が来ると連絡が取れない可能性があるので、その前に位置情報がわかるというものです。
Familocaというアプリですので、よかったら検索してみてね〜‼︎
東日本大震災の津波
5年が過ぎた今でも、東日本大震災の津波被害は記憶にあります。
震災後、まる1年経過したときに国総研の現地調査(屋根復旧調査)に同行しました。
そのときに大川小学校に立ち寄りました。
多くの子供たちが犠牲になった小学校です。
たくさんのお供え物がありました。
巡礼されていたお坊さん、お一人がちょうどお経をあげていました。
この写真の左手は平地で川へ繋がっていました。
右手には小さな丘があります。
この丘まで100mも離れていない地形でした。
小学校のグラウンドに子供たちは避難していたそうです。
震災後数十分が経過した後に、津波が川を登って小学校のグラウンドをのみ込んだそうです。
子供たちが丘まで行くことは物理的には可能だったそうです。
今でもあの場の悲しい雰囲気はよみがえります。
そのときに、国総研の先生から「津波てんでんこ」という言葉を教えていただきました。
津波の場合は、人の意見や行動に従うのではなく、自分で直感的に判断して自分の思うように逃げなければだめだという内容だったと記憶しています。
南海トラフ巨大地震
地元では南海トラフ巨大地震がいつ来てもおかしくないので、準備するようにと言われています。
防災マップも自治体から配布されています。
自分もしっかり読んでいなかったので、読んだときに書いたブログです。
地元の小学校は津波の高さが0.3~1.0mと予想されています。
さらに、マップでは液状化も発生するとなっています。
濃いオレンジ色で、液状化危険度 極めて高いとなっています。
液状化で 堤防が崩れた場合、津波による被害が発生することが予想されます。
おそらく、今日の避難訓練はとなりの小学校(標高が高い)への避難訓練だったと思います。
子供たちが何度も訓練することで、いざっというときの判断ができる子になり、自分で自分の身を守ることを学んでほしいと思います。
「津波てんでんこ」
防災マップを見返したら、「津波てんでんこ」が載っていましたので、あらためて、確認しました。
実際に、東日本大震災のときに知人から聞いた話ですが、
知人の親戚が一度は避難して、無事なところにいたそうです。
しかし、津波の到達が遅かったので、津波は来ないと思い込み、避難所から家に戻ろうとして被害にあってしまったと聞きました。
今日は子供たちに避難訓練の話を聞きながら、もう一度、「津波てんでんこ」を教えようと思います。
神清からのお願い
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