日本瓦屋根での安心・安全なホールレス工法の施工紹介!
瓦屋根(日本瓦)の高防水・高耐久構法をご紹介いたします。
下葺き材に瓦緊結釘による孔を開けない工法(ホールレス工法)です。
赤丸は瓦用ねじが瓦桟木だけに留まっています。
その下の下葺き材(ルーフィング)に孔は開いていません。
通常、瓦用釘・ねじは100㎡の屋根で、1500本程度使用されます。
つまり、1500個の孔が開くことになります。
ルーフィングに孔が開かないということは、その分、雨漏り・劣化のリスクが激減すつということです!
以下、ホールレス工法を簡単に示します。
①下葺き材を施工します。
②流し桟木(高さ9mm以上)を垂木ピッチで施工します。(通常工法では、高さ2〜3mmです。)
③流し桟木の上に瓦桟木を通常通り施工します。
④瓦を施工します。
通常釘ですが、ねじ留めになります。
後は、通常の瓦と同じ施工です。
また、流し桟木の高さがあるため、瓦と野地板との間で通気層できる、野地面通気構法にもなります。
軒先には万能面戸を使用して通気可能で、かつ鳥よけとなります。
瓦屋根の場合、通常の工法に比べ、大幅なコストアップすることなくホールレス工法を実現することができます。
釘孔が大幅に削減し、長期間に渡り防水性を維持でき、高耐久構法と言えます。
瓦自体の長寿命を生かすことが可能なホールレス工法は長寿命住宅のライフサイクルコスト削減に貢献できると思いますので、ご検討ください。 (#⌒∇⌒#)ゞ
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