保水性舗装の問題点 【ヒートアイランド化対策】

お問い合わせはこちら

ヒートアイランド化対策用の保水性舗装の問題点

ヒートアイランド化対策として、保水性材料があります。

床材・舗装材などが商品化されています。インターロッキングブロックの保水性規格は重量比15%以上の保水量となっています。

保水性材料を施工した保水性舗装の実証実験が行われていました。

hosui5

保水性舗装の説明看板が掲示されていました。

hosui3

hosui4

上写真のようなセメント系の保水材が施工されていました。

保水材は水をたくさん吸水する構造とするため、材料内に空間が保持されています。一方、強度は通常の材料に比べ低下しています。

 

赤丸は保水性舗装の表面が削れたり、割れたりしています。

厚みを増加しているため、材料全体の割れは少ないのですが、表面の損傷が発生しています。

そのため、別の材料でも施工していました。

hosui2

上は焼成品の保水性舗装でした。

こちらは、強度があり表面の損傷は少ないです。

保水材のもう1つの問題点として、材料の表面が水を吸うために凹凸となっていることです。

hosui1

上の赤丸はガムが付着しています。

表面が凹凸のため、汚れやごみなどが付着しやすく、コケも生えやすい傾向があります。

保水材はヒートアイランド化現象に効果がありますので、強度や表面の性状が改善され、さらにいろいろなところで実用化されることを期待しています。  (#⌒∇⌒#)ゞ

 

 

この投稿は役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった 10 人中 9 人がこの 投稿 は役に立ったと言っています。

神清からのお願い

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。

私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。

この記事に関連するサービスメニュー

関連工事メニュー

工事の現場をお見せします。

関連する施工事例

instagram
屋根の見守りラジオ

関連記事

この記事を読んだ人にオススメの記事