学校の近くにお住まいの方は、屋根に落ち葉いっぱい?
学校には、大きな木が多いので、落ち葉問題があると相談を受けました。
「秋になると雨どいに落ち葉が溜まっているか、心配!」とのことでした。
学校の近くの家は、チャイムの音などが気になるかな?と思ったことはありました。
まさか、落ち葉が気になるとは・・・
そういえば、以前訪問した学校の部室の屋根に落ち葉が溜まっていたのを思い出しました。
針葉樹の落ち葉が詰まっている
屋根の軒先、雨どいには、針葉樹の落ち葉が溜まっていました。
軒先部には、裏手にある針葉樹の葉が落ちて、樋に堆積しています。
こちら側の樋も落ち葉が堆積していて、樋の一部は破損していました。
樋から雨水がオバーフローしているため、破風部分に水痕に変色が見られます。
学校の屋根に堆積していることだけに注目していました。
しかし、学校の敷地外へも同様に、落ち葉が飛んでいきます。
落ち葉を堆積したままにすると、大切な家の痛みが早くなります!
こまめに掃除をするか、落ち葉よけを設置することが必要ですね。
樋内の落ち葉を清掃することで、オーバーフローを防ぐことができます。さらに、破風部の腐朽・腐食も防ぐことができます。
その他、屋根に注目してみると、こんな感じでした。
アスファルトシングルが飛散している
棟部の赤丸部分で、屋根材のアスファルトシングル材が剥がれていました。
何か所も棟部において、風で飛散したような剥がれ方でした。
この部分は、棟端部と呼ばれている屋根の部位の中で、もっとも風圧力がかかる部位であり、飛散しやすい部位となります。
これらの不具合は、定期的に維持管理することで、軽減できます。
アスファルトシングル材はメーカーにもよりますが、5年点検・部分補修、10年〜全面重ね葺きとメンテナンス計画が定められています。
また、重ね葺き後の5年(合計15年)点検・部分補修、10年〜(合計20年)は屋根の葺き替えとなっています。(シングルメーカーによっても異なります)
初期コストは安価ですが、シングル材の維持費はかなり高額になります。
屋根・樋の定期点検をしよう!
★定期点検・メンテナンスが必要な理由★
①定期点検を行うことで、不具合に繋がる要因を発見できる。
②点検で見つかった不具合に繋がる要因を部分補修することで、大きな不具合を防ぐことができる。
③大きな不具合を防ぐことで、その他の部分の劣化防止に繋がり、トータルで補修費を大幅に削減できる。
定期的に屋根・樋を観察するだけでも、不具合発生の予防に繋がります。
何か違和感を感じましたら、専門業者に点検を依頼してください。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。