タッカーってなに?
タッカーとは、木工や建築用工具で、シート状や網状のものを固定する際に用いる工具です。
屋根では、防水シート(ルーフィング)を留め付ける際に用います。
タッカー以外には、鋲打機(びょううちき)やステープルガンと呼ばれることもあります。
手動のハンマータッカー、ステープルガンのほかにも、エアー式のステープルガンも使用されています。
上の写真はハンマータッカーです。
ハンマータッカーの先端を防水シートに打ち付けると針が射出される仕組みです。
針(ステープル)
針は事務で使用するホッチキスよりも大きい針(ステープル)を使用します。
針(ステープル)で防水シート(ルーフィング)を野地板へ固定します。
屋根材を設置する前の仮止めの意味合いが強いです。
天候を見ながら、すぐに屋根材が施工できる場合は、タッカー打ちの量を減らすことで、雨漏りリスクを減らすことになります。
また、防水シートが2重に重なりあう部分や垂木(たるき)の上にタッカー打ちすることで、雨漏りのリスクを低下させることができます。
タッカー打ちは防水シートに穴をあけることです。
正しく、タッカー打ちすることが求められています。
打ち損じをした場合は、テープ処理やシーリングで対処する場合が多いです。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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