瓦の廃材を使用した滑り止め材「カパラグリップ」をご紹介します。

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    瓦を使用した滑り止め材で、安全に役立ちたい!!!
    神清(かみせい)のDr.神谷です。

    「滑り事故は、交通事故よりも多い。」
    って、ご存知でしょうか?
    瓦の廃材を利用した滑り止め材をご紹介します!

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瓦の廃材を使用した滑り止め材「カパラグリップ」をご紹介します。

「滑り事故は、交通事故よりも多い。」

「滑り事故は、交通事故よりも多い。」って、ご存知でしょうか?

私はこのグラフを見るまで、知りませんでした。

上記は、厚生労働省の資料です。(STOP!転倒災害プロジェクト2015)

右のグラフを見ると、日常生活でも「転倒・転落事故」は「交通事故」よりも死亡者が多くなっています。

最初は、全くピンときませんでした。

車による事故は、ほぼ毎日、テレビで多く取り上げられいます。

それに対応するように、車の安全性を高める技術がどんどん進化し、目にすることも多いです。

・アクセル・ブレーキの踏み間違い防止装置

・自動運転技術

・360°ドライブレコーダー

車業界は、将来、死亡事故ゼロの社会を目指しています。

一方、「転倒・転落事故」は増加の一途でし、あまり知られていません。

労働災害では、転倒災害がトップ!

瓦工場では、モーター・ベルト・ローラーなどにはさまれ・巻き込まれによる労災がもっとも多く発生していました。

そのイメージが強かったのですが、

左のグラフを見ると、労働災害では、転倒災害が年々増加して、トップとなっています。

高齢者の転倒・転落は交通事故の3倍以上!

上記は、厚生労働省の資料です。

高齢者においては、転倒・転落の死亡事故がさらに目立ちます。

それも、急激に増加しています。

 

ここまで、目立っているなら、車のように対策が必要ではないでしょうか?

瓦の廃材を利用した「カパラグリップ」をご紹介します。

「カパラグリップ」とは、耐久性の高い滑り止め材です。

カパラグリップとは、床の滑り止め材です。

階段の赤色の部分がカパラグリップです。

元々は、縞鋼板の階段だったのですが、雨の日に滑りやすいとのことで、カパラグリップを塗布しました。

この赤色は、瓦の粉砕物の色です。

瓦の突起形状が滑り止めに役立っています。

瓦の粉砕物(陶器片)をアクリル系樹脂でコーティングした形になっています。

瓦は焼成品で、硬く強度があるので、摩耗はわずかです。

屋外で使用しても、耐久性があります。

カパラグリップのカラーは5色あります。

赤は素焼き瓦の粉砕物です。

いぶしはいぶし瓦の粉砕物です。

玄関などのタイル部分に、施工すると、雨の日も滑ることはありません。

工場などでは、歩行者部分に緑色も人気があります。

カパラグリップの使用場所は水で濡れる床が有効です。

高齢化社会を迎えている中で、転倒防止対策は徐々に拡大しています。

上記は、消費者庁の資料です。

高齢者が外出時に転倒しやすい場所として、店舗の入口、店舗内の床、駐車場などが挙げられています。

店舗の床でお客様が滑り、店舗の賠償責任を認めた判例が続いています。

自己防衛のために、滑り止め材を使用する取り組みも始まっています。

耐久性の高いカパラグリップはコスパが優れています。

 

まとめ:これからの高齢化社会へ、床の滑り止め材で安全な社会を作りましょう!

ポイントまとめ
・滑り事故は交通事故よりも死亡者が多くなっています。
・労働災害も転倒がトップとなっています。
・水に濡れる床には、カパラグリップが有効です。
・瓦の粉砕物からできているカパラグリップは耐久性が高いです。
・高齢化社会へ向けて、床の安全性を高めていきましょう!

 

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