壁瓦ってなに?
壁瓦とは、なまこ壁、水切り瓦などがあります。
なまこ壁
なまこ壁とは、民家や土蔵の壁を火事の延焼から守る・雨水から守るためのものです。
表面に平らな瓦を斜めに並べて貼りつけ、継ぎ目をしっくいで固めています。
しっくいの厚く盛り上がった形がナマコに似ていることからなまこ壁という名前がついたそうです。
瓦の黒色としっくいの白色が印象的です。
江戸時代の武家屋敷に始まり、土蔵や城郭、塀などに使われ、現在でも各地の史跡で目にすることができます。
水切り瓦
暴風多雨地域である高知県室戸市で見ることができる壁です。
壁面にある小さなひさしのような形状は、雨掛かりをさけて壁面のしっくいを保護する働きがあります。
ひさしを何段にもつけることで、壁全体の雨掛かりを防いでいます。
室戸は台風銀座と言われる台風の上陸が多い場所です。
水切り瓦で白壁が10年以上長く持つという効果があり、富の象徴でもあります。
化粧瓦
サイディングの表面に貼るデザイン・省メンテナンスのために使用される瓦です。
サイディングを再塗装する必要がなくなり、長寿命住宅用として、新しく取り組まれています。
三州瓦の新しい活用法として、注目されています!
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