目次
なぜ雨漏り修理は悪徳業者が多いの?
雨漏り修理の悪徳業者は、屋根が普段見えない場所であることや、雨漏りに対する知識少ないことを利用して、巧みに不安をあおってきます。
多くの人は不安をあおられると、「早く解決させたい」「早く不安を取り除きたい」という心理が働き、目の前の悪徳業者に工事を依頼していまいます。
悪徳業者にダマされないようにするためには、悪徳業者の手口や見抜くコツ知っておくことが重要です。
訪問販売によるリフォーム工事による相談件数、点検商法(点検だけのはずがいつの間にか契約)などの相談件数が増加傾向にあります。
独立行政法人の国民生活センターに寄せられた「訪問販売によるリフォーム工事・点検」によると以下のように相談件数が推移しています。
(引用先:訪問販売によるリフォーム工事・点検商法 (独)国民生活センター2020.08.07)
年々、訪問販売の相談が増えていることがわかります。
雨漏り修理を悪徳業者に依頼するとどうなるの?
この章では、雨漏り修理を悪徳業者に任せるとどうなってしまうのかを解説していきます。
●雨漏りが再発します。
悪徳業者の多くは、雨漏りの原因がわかっていません。
・検討はずれな工事を行う。
・手抜き工事を行う。
●あなたや家族のストレスが増加します。
悪徳業者は、クレームを言っても、まともに対応してくれません。
・担当者と連絡が取れない。
・なかなか来ない。
・適当な処置をして、すぐ帰る。
お客様のストレスだけが増加してしまいます。
●理由のわからない高額な工事費用
悪徳業者は、雨漏り修理とは関係ない工事をして、高額な工事費用とします。
・雨漏り修理と関係ない塗装工事をすすめる。
・雨漏り修理と関係ない屋根の葺き替えをすすめる。
悪徳業者の工事で、雨漏りが再発して、弊社に依頼がきた事例を紹介します。
●外壁からの雨漏りなのに、屋根に板金を取り付ける検討はずれの工事。
●15年はもつ高級な塗料なのに、下地処理の手抜きでひび割れが発生して雨漏りが再発した手抜き工事。
悪徳業者を選んでしまうと、大変なことになってしまいますね。では次の章からは、悪徳業者の具体的な手口をひとつひとつ見ていきたいと思います。
雨漏り修理の悪徳業者の手口を確認しておこう
悪徳業者は、様々な手口であなたに近づいてきます。この章では、悪徳業者の代表な的な手口を紹介しますね。
・「このエリアで、お得に工事ができるモニターさんを探していて、残り〇枠しかありません」とお得なキャンペーン等の貴重なチャンスであることを強調
・「今、あなたの家の屋根はとても危険な状態ですよ」と不安をあおる
・「今なら10万円の値引きで工事ができます」と大幅な値引きで契約を急がせる
悪徳業者は、だましのプロです。
オレオレ詐欺と同じで、マニュアルがあったり、役割分担があったりします。
悪徳業者とは、関わらない事が重要です。「これって詐欺かな?」「訪問販売商法なのかな?」と感じたら、まずは神清へ相談してくださいね。
雨漏り修理の悪徳業者を見抜く5つのコツ
この章では、雨漏り修理で悪徳業者にダマされない見分け方について解説します。
今回紹介するダマされない見分け方は以下の5つです。
①訪問販売は要注意
②過去の実績を確認する
③ホームページを確認する
④見積書を確認する
⑤契約書を確認する
悪徳業者は、お客様の家に訪問して不安をあおってきます。その後、見積もりも出さずに契約を急がせます。
その結果、お客様がホームページや過去の実績を確認する前に契約してしまい、悪徳業者の被害にあうのです。
次の章から雨漏り修理の悪徳業者の見分け方について、具体的に解説していきます。
【雨漏り修理の悪徳業者を見抜くコツ】①訪問販売は要注意
訪問販売による雨漏り修理を注意すべき3つの理由を紹介します。
金額が高くなりやすい
訪問販売業者は、お客様の準備や用意が整う前に、契約まですすみます。
相場の金額を調べたり、他社の金額を調べたりする隙を与えません。
結果、相場より高い金額で契約させられることになりやすいです。
手抜きや不正がある確率が高い
訪問販売業者は評判を気にしないので、手抜きや不正を行いやすいです。
悪いうわさが広まれば、社名を変えたり、違う場所へ移動すれば済むからです。
業者のマナーが悪い可能性が高い
訪問販売業者は評判を気にしないので、マナーが悪くなりがちです。
もともと、だまそう・お金を取ろうとしているのだから、当然とも言えます。
訪問販売業者に雨漏り修理させることはやめておきましょう!
【雨漏り修理の悪徳業者を見抜くコツ】②過去の実績を確認する
優良な業者は、お客様の評判・生の声、過去の施工実績、アンケート等を大切にしています。
もともと、地域に密着している工事業者さんがほとんどなので、会社としての歴史がある場合が多いです。
悪徳業者は、利益ばかり追及するため、お客様の評判・生の声や施工実績を紹介していません。
会社としての歴史が浅かったり、フランチャイズの別名を名乗っている場合もありますので、運営会社を調べるとわかります。
お客様の生の声、口コミを調べたり、会社の歴史や施工実績を調べることも有効です。
【雨漏り修理の悪徳業者を見抜くコツ】③ホームページを確認する
この章では、注意すべきホームページについて解説します。
ホームページを確認することで悪徳業者かどうかを見抜けることがあります。
必ず確認するようにしましょうね。
そもそもホームページがない
今の世の中では、ホームページのない会社は心配です。
施工事例やスタッフの写真がない
雨漏り修理業者で、施工事例のないホームページは心配です。
人物がモデルのような人しか出てこないとあやしいです。
過剰なアピール(火災保険で工事費用無料、100%雨漏りが再発しない等)
火災保険で雨漏り工事費用がおりるのは、風災害のみです。だまされないでください。
100%雨漏りが再発しないという業者もあやしいです。
運営会社を調べる
ホームページの運営会社を調べると、雨漏り修理業者か集客会社か、判断することができます。
【雨漏り修理の悪徳業者を見抜くコツ】④見積書を確認する
この章では、見積書を確認するときの注意するべきを3つを紹介します。
手書きの見積書
雨漏りの修理は、お客様のご自宅を守るための大切な工事です。
そんな大切な工事の見積書が手書きである場合は、注意が必要です。
見積書は、業者が行う修理内容を証明する大切な書類です。
見積書が手書きだと「本当に信頼できるの?」と思ってしまいます。
高額な見積書しか出てこない
雨漏り修理は部分的な修理のみで済む場合もあります。
「屋根をすべて変えてしまう必要がある」など高額な修理ばかり勧めてくる業者には、注意しましょう。
また、高額で見積項目が多いのに、項目の中身がすべて一式・いくらと書いてある見積書は悪徳業者のものだと思ってください。
見積りのプランを2、3個作ってもらったり、他の業者にも見積書を作ってもらったりするのが良いでしょう。
極端に割引がされた見積書
お客様はできるだけ安く工事を行いたいという気持ちがあると思いますが、相場価格や適正な価格からの大幅な値引きは危険です。
大幅な値引き(目安として10%以上)は、不正や手抜きが行われるリスクが高まってしまいます。
雨漏り修理の費用相場を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【雨漏り修理の悪徳業者を見抜くコツ】⑤契約書を確認する
大きな工事を依頼する際に、契約書を取り交わさない業者は、悪徳業者の可能性が高いです。
口約束だけでは、後々トラブルになってしまう可能性があります。
契約書は必ず必要なもので、トラブルのときに法的にあなた守ってくれます。
しっかり説明を聞いた上で、契約書に取り交わすようにしましょうね。
また仮契約や後でキャンセル可能といって本契約に持っていこうとする強引な業者もいるので、書面に印鑑を押すときは、注意が必要です。
【まとめ】雨漏り修理を悪徳業者に頼まないために
今回は雨漏り修理の悪徳業者を見抜く5つのコツについて解説してきました。
1.訪問販売は要注意
2.過去の実績を確認する
3.ホームページを確認する
4.見積書を確認する
5.契約書を確認する
雨漏り修理は、お客様が内容の比較をしにくいので、悪徳業者が横行しています。
とくに、「火災保険で無料で直す」をうたい文句に、集客して、保険支払い金額が確定する前に、工事を行う悪徳業者がいます。
悪徳業者に引っかかるとお金・健康を無くすことにもつながりますので、十分、気を付けてください。
雨漏り修理で気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。