工事の概要
築10年以上の日本瓦屋根の棟部の破損 新しい棟瓦に交換して補修
工期:1日間
築年数:約10年以上
日本瓦屋根の一体棟瓦の破損 新しい棟瓦に交換しました。
築10年以上の日本瓦屋根の棟部が破損していました。
雨漏りはしていなかったです。
屋根に上がって、瓦をよく見ると通常ののし積み棟ではなく、特殊な棟瓦が使われていました。
棟瓦を探して、新しい瓦に交換して補修しました。
耐震用として作られた冠瓦とのし瓦が一体となった棟瓦でした。
棟瓦は長いビスでたるきに留め付けます。
棟瓦はたるき・棟補強金物を通して、建物に固定されるため、巨大地震・巨大台風でも大丈夫な仕様となっています。
簡単にご紹介します。
工事の手順
工事前の状態
棟瓦が破損していました。
屋根に上がってみると、瓦の下に葺き土は入っておらず、3段分ののし瓦が一体となった棟瓦がビスで留まっていました。
その上に、冠瓦とのし2段分が一体となった棟瓦があり、併せて、のし5段と冠瓦の棟に見える一体棟となっていました。
1.破損瓦の撤去
上の瓦は、下ののし3段瓦の大きな穴にパッキン付きビスで留め付けられています。
ビスを抜くことで、冠瓦を外すことができます。
2.新しい棟瓦に交換
新しい棟瓦(2段ス丸)を3段のし瓦の上に並べます。
古い瓦とは色が異なりますが、違和感はありません。
3.棟瓦をビス留めして完成
棟瓦をビス留めして完成となります。
鬼瓦と冠瓦の間をシールして出来上がりです。
工事のビフォー・アフター
工事前
工事後
瓦屋根は、このように部分補修できるため、メンテナンスは小規模で済みます。
特殊な瓦でしたら、お気軽にお問い合わせください。
屋根・雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
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