国総研主催 共同研究成果報告会が開催されました!(各種屋根材の通気構法も!)

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国総研主催で、共同研究成果報告会が開催されました!

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(カミセイ)のDr.神谷です。

2018年2月15日、住宅金融支援機構 すまい・るホールにて、2011~2015年度で行われた共同研究の成果発表会が開催されました。

私も5年間に渡って、参加した共同研究だったので、少しお役立ちできたかなぁと思いながら拝聴しました。

膨大な研究成果を半日で発表されたので、簡単に概要を紹介いただきました。

はじめに、委員長の石川先生から全体概要の説明がありました。

石川先生は共同研究の前身である瓦屋根の研究会からお世話になっており、10年近くご指導いただいています。

一貫して、高耐久(高防水)仕様の確立について取り組んできまして、1つのテーマを形にするのに、10年もかかるのだなぁ~と実感しています。

屋根での成果となった通気屋根下地構法も輿石先生より説明いただきました。

瓦屋根の概念図です。

瓦屋根については、前身の研究会でもある程度形になっていましたが、共同研究では、他の屋根材も同様に完成しました。

スレート屋根における通気屋根下地構法です。

金属屋根における通気屋根下地構法です。

これらは、建築研究所の暴露実験施設において、実棟を建てて、評価しました。

その内容は建築学会でも発表し、現在も暴露実験が継続しています。

通常構法との比較もしていて、10年も経過しないで、違いを確認できると思います。

最後に中島先生から総括をいただき、木造住宅の耐久性上の成果を示していただきました。

5年間で、1000時間以上を費やし、学会報告も56件と今後の木造住宅の耐久性向上に必ず役立つと期待しています。

オーラスのスライドですが、今年度の住宅金融支援機構資料では、一般消費者が住宅に求めているもののトップが高耐久性だったそうで、イコール、建物外皮(屋根・壁・基礎)の性能を高めて、長く使える住宅造りがいま求められているのです。

資料全体は1867ページと膨大ですが、少しずつ、いろいろな所で発表されることでしょう!

さわりを見たい方はこちらからどうぞ!

【新築・リフォーム/後悔しない家造り】住まい手のためのガイドラインが公開!

 

専門用語もあり、わかりにくいと思います。

分かる範囲でお答えしますので、お気軽にお問い合わせください。

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