住宅の雨漏りでも遊離石灰が析出するよ!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(カミセイ)のDr.神谷です。
住宅の雨漏りでも遊離石灰が析出する事例がありました。
長年、コンクリート部材の表面を少しずつ伝い水する雨漏りが原因でできるつららみたいなものです。
少しずつの雨漏りのために、発見が遅れ、こんなに石灰の析出が長くなったと思われます。
雨漏りとしては、サンルームの立ち上がり不足が原因でした。
撒水すると、室内に反応がすぐに出ました。
天井の一部に、水分による温度低下部分が発生しました。
サンルームの下部を除いてみると、隙間が開いていました。
少しは立ち上がりがあるので、普通の雨では漏りません。
風雨時に、雨漏りしていたようで、少しずつの浸入がつらら現象を作り出したと言えます。
撒水後には、遊離石灰の下端に水滴が確認できました。
遊離石灰は橋などのコンクリート造のクラックなどから漏水したときに、析出する石灰のかたまりです。
橋の裏面などを点検するとこのような遊離石灰を発見することがあります。
天井に染み痕ができて、天井上を開口してみると成長した遊離石灰を発見しました。
住宅では、滅多に見かけないので、ビックリしました!
雨漏りは早期発見、早期補修が重要です。
こうなる前に対処したいものですね!
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。