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国土交通省から既設の塀(ブロック塀等)の安全点検実施の注意喚起がありました!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
6月21日、国土交通省から「建築物の既設の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検について」が発表されました。
・「学校における既設の塀の安全対策について」により、学校の塀の安全点検は既に取り組んでいる。
・ホームページに、既設の塀の安全点検のためのチェックポイントを作成し、掲載している。
・学校に限らず、既存の塀について、所有者等に安全点検するように注意喚起をお願いしている。
という内容です。
チェックポイントは、以下の内容となっています。
弊社のブロック塀を点検してみた!
1.塀は高すぎないか (基準:2.2m以下)
塀の高さは1.5mでした。 ⇒ OK
2.塀の厚さは十分か (基準:10㎝以上)
塀の厚さは12㎝でした。 ⇒ OK
3.控え壁はあるか ⇒ OK
4.基礎はあるか ⇒ OK (最初の写真の⇒)
5.塀は健全か ⇒ OK
6.塀に鉄筋は入っているか ⇒ OK
鉄筋探査機を使って、調べました。
鉄筋の反応はありました。直径まではわかりませんが、細かく入っていました。
以上、ブロック塀の点検のチェックポイントに沿って、点検してみました。
6つともOKで、一安心しました!
ひとつでも不適合がある場合は、専門家に相談するように指示されています。
天端の塀瓦の留め付けも点検してみた!
ブロック塀の天端に塀瓦が施工されていたので、併せて点検してみました。
塀瓦を1枚毎、銅線でしばってありました。
銅線がどのように塀に留まっているか、確認してみました。
銅線はモルタルのに入り込んでいました。
しっかりと銅線が留め付けられていたので、塀瓦を銅線でしっかりしばることで、塀瓦自体の落下する危険性を感じませんでした。
塀瓦のチェックポイントとしては、
1.銅線が塀にしっかり留まっているか
2.塀瓦は銅線(釘・ビス等)で1枚毎に留められているか
3.塀瓦にひび割れ等の劣化がないか
この3点となります。
ブロック塀の天端には、塀瓦が使用されている場合も多いので、是非、併せて点検してください。
まとめ:ブロック塀の点検時、塀瓦の留め付けも点検しましょう!
国土交通省から既設の塀の点検のチェックポイントに則って、弊社(高浜市にある)のブロック塀を点検しました。
周辺に民家もありますので、ご心配をかけないためにも早々に点検しました。
併せて、その天端に施工されている塀瓦の留め付けも点検しました。
お願いですが、ブロック塀の点検時には、併せて、塀瓦の留め付けも点検してください!
留め付けがしっかり行われていないと脱落・落下の危険があり、人的被害が発生する場合も考えられます。
併せて、注意喚起をよろしくお願いいたします。
神清からのお願い
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