工事の概要
日本瓦棟部からの雨漏り⇒棟部をガイドライン工法で部分修理
工期:4日間
築年数:約70年
日本瓦棟部からの雨漏り ガイドライン工法でしっかりと部分修理
日本瓦棟部からの雨漏りを部分修理した現場をご紹介します!
築70年で経過していて、棟部付近には隙間があり、小屋裏から光も見えました。
屋根に上がってみると、棟部下の桟瓦がずれて隙間が開いていました。
しっくいで隙間をつめた形跡はありましたが、それでは、瓦からの雨漏りは直りません。
なるべく簡素に補修して欲しいとの要望で、棟部のみの部分修理としました。
のし積み棟を冠1本伏せに改修する予定でしたが、屋根の不陸が大きかったので、
のし1段+冠瓦に変更しました。
結果的には、雨漏りを直すだけではなく、棟もきれいに仕上がり、耐震・耐風性能も向上しました。
工事の内容を簡単にご紹介します!
工事のビフォー・アフター
工事前
小屋裏をのぞくと雨染みに加え、光も見えていました。
屋根に上がってみると、雨漏りの原因がすぐにわかりました。
棟下の桟瓦が下がって、隙間が開いていたための雨漏りでした。
その隙間をしっくいでふさいだ形跡がありましたが、これでは、雨漏りは止まりません。
工事中
棟部をめくりました。
桟瓦が少しずつずれていたので、瓦を並べ直しました。
土葺きのため、銅線で瓦を緊結しました。
葺き土の代わりになんばんしっくいを使用しています。
桟瓦を並べると不陸が大きく、冠1本伏せができず、のし瓦を1段入れて不陸を調整しました。
のし瓦の上にたる木を設置しました。
たる木に冠瓦(7寸丸)をビス留めしました。
のし1段を入れて、不陸を調整した結果、きれいに補修しました。
工事後のビフォーアフター
補修前
補修後
桟瓦の劣化していた所も入れ替えました。
雨漏り修理に併せて、耐震・耐風性能も向上させました。
棟部を改修するときには、ガイドライン工法で修理することをおススメします!
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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